hirax.net::Keywords::「学研」のブログ



2005-01-31[n年前へ]

オッパイ星人の「プレゼンテーション進化論」(仮) 

 2月28日に東京大学大学院 新領域創成科学研究科の基盤情報学へ見学がてら出前発表をする演目は『オッパイ星人の「プレゼンテーション進化論」(仮)』という感じにしてみます。1月にやった講習会の資料を大幅に作り直し、「オッパイ星人の各種研究報告を取り混ぜつつ」、プレゼンテーションの進化を道具とインターフェースの観点から振り返ってみようか、と思います。

 さて、以下はこれを聴きながら…でお願いします。徹夜明けで…しんどかとです…。

ヒロシです…。題目・内容?ボツったとです…_|‾|○ 理由は…、理由は…、「学術の香りのするものにして欲しい」と言われたとです…。そんな…そんな高尚な香り…、長い人生の中で、一度も嗅いだことがありません…。高専で出張授業をした時、「下ネタ禁止で」と言われたとです…。前もって、真面目に言われたとです…。それでは…、私は何もしゃべれません…。教壇の上で一人、50分間黙ってうつむいていたとです…。明後日公開予定のTech総研も…、実は一本ボツってるとです…。書く前から、ボツ必至の差し替え原稿用意してたとです…。確信犯とです…。担当者に顔向けできなかとです…。Paul Grahamは講演キャンセルで名文を残したとです…。私はこんな文字しか… 残せません… _|‾|○ …ヒロシです。ヒロシです…。

2005-05-22[n年前へ]

ジャンケンに必ず勝つロボット 

広島大学大学院工学研究科 複雑システム工学専攻 サイバネティクス講座 ロボティクス研究室 「高速モーションキャプチャ情報を利用し、人間の行動結果を(人間の行動が終了する前に)予測し、それに対するリアクションを起こす」ことにより「ジャンケンに必ず勝つロボットジャンケン動画を見ると、いたって自然にロボットが勝ち続けている。なんというか、究極の「後出し」ジャンケン・ロボットだ。
 同じような原理の高速バッティングロボットも面白い。 from いろいろ memo

2005-09-09[n年前へ]

「男女の産み分け」と「東大生のアレやコレ」 

 今年の初めに、東京大学大学院 新領域創成科学研究科で話をしてきました。その夜は、基盤情報学専攻の某研究室の人たちと焼き肉屋で美味しいビールを飲んでいたわけです。その時に、出ていた話題がちょうど「男女産み分け方法」の話でした。なぜ、そんな話になったのかは覚えていませんが、「(女の子になる)X精子は酸性に強くアルカリ性に弱い」「(男の子になる)Y精子はアルカリ性に強く酸性に弱い」「X精子はスピードは遅いがY精子より生命力がある」「女性が感じると体内がアルカリ性になる」なんていう俗説話をしていたわけです。

IBA Laboratory で、基盤情報学専攻の某研究室メンバーによるセキララな告白タイムが始まりました。一言で言うと、「オレは女の子を必ず生ませることができるはずだ」とかですね。つまり…、こういう自慢?です…。「女性を感じさせないから(感じる前に終わるし)、体内を(女の子になるX精子が生き残りやすい)酸性のまま」にしておけるし、「ゴールから遙か遠くから、精子耐久レースを始めることができるから、酸性に弱い(男の子になる)Y精子を最後まで行かせない」ことができる、「だから当然オレの子供は女の子になるハズだ」というような告白が始まったのです。つまり、「早い・短い・独りエッチだよオレは」という告白です。「遺伝的アルゴリズム、遺伝的プログラミング、人工生命」を研究している彼らが、X精子とY精子について語るわけです…。短×包△・早○・下手なんていうキーワードで…。

 東京大学大学院 新領域創成科学研究科 基盤情報学専攻の印象は、この「男女生み分け可能な研究室」に尽きます。「東大生」という言葉からは「早い・短い・独りエッチ」という(焼き肉屋での)大自慢大会を思い出し、「男女生み分け」という言葉からは「東大生」を思い出すのです。

2005-09-11[n年前へ]

n年日記と技術雑誌の特集記事システム 

inside out   n年日記と呼ばれるシステムがあります。何年か前の同じ日の日記を表示するシステムです。例えば、この日記で言うと、日付の右側にあるn年前へというリンク・テキストです。このn年日記をもっと進化させてみたいな、と思うことがあります。n年前の同じ時期の記事をもっと積極的に見せたいな、と思ったりするのです。

役にたつエレクトロニクスの総合誌 トランジスタ技術学研:科学と学習 技術雑誌なんかは、一年周期で同じような特集記事が繰り返されています。例えば、C マガジン、トランジスタ技術…、どの雑誌でも5月号辺りは必ず「新人フレッシャーズのための…」という感じです。2月号辺りだと、画像関係の特集という感じでしょうか。「学研の科学と学習」の雑誌が、毎年同じような特集を繰り返すのと同じです。雑誌の読者層は入れ替わっていくので、毎年同じような特集を繰り返していても、「読者にとってはいつも新鮮」であるわけです(そう思わない古い読者はいずれ読者でなくなる)。

 ブログと呼ばれる個人サイトでも、昔見たネタが少しの時間をおいて流行ることが多いように見えます。古くから眺めている人にとって見れば、飽き飽きしたネタが繰り返し流行ることもしばしばなんだろうと思います。しかし、それを「技術雑誌の特集記事」のように新陳代謝に対応するためだと考えてみれば、少し面白いような気がします。時折、n年日記システムを眺めながら、そんな「技術雑誌の特集記事」式ブログを想像したりします。

2006-02-13[n年前へ]

「希望学」 

『希望学』:東京大学社会科学研究所 希望学プロジェクト 「希望を社会科学する」という東京大学社会科学研究所の「希望学」 「希望は、それが実現困難であればあるほど、失望に終わる可能性が高くなる。希望は求めれば求めるほど逃げていく。個人の内的な充実にとどまる希望もあれば、個人が希望を持って行動した結果として、それが何らかの社会的な影響を及ぼすものまである。人はどのようにして希望を持ち、そして失うのか。希望は社会とどのような関わりを持つのか?」という言葉を眺める。

希望学は、社会のなかでの希望の意味とありかについて、一人ひとりが探求するための科学的プロジェクトです。私たちは社会科学者として、事実の積み重ねを通じて、希望について考えていきます。



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