hirax.net::Keywords::「不安」のブログ



2006-07-19[n年前へ]

「コピー」と「自分」と「河内のオッサン」 

 from n年前へ.

現代の私たちの日常生活には多種多様な「コピー」が満ち溢れています。 「コピーの時代」
宿泊の際に修士論文もしくは博士論文をお持ちください。一冊のみ2000円で購入いたします」という高学歴者プラン(優越意識プラン) 鬼怒川温泉「佳祥坊 福松」
おー、よう来たのぅワレまあ上がって行かんかいワレビールでも飲んで行かんかいワレ久しぶりやんけーワレ何しとったんどーワレ「河内のオッサンの唄」
「自信が必要十二分以上に満ちあふれている人」でも「自信を無くしている人」でも、どちらであるにしても、自分自身に「(他)人は(他)人、自分は自分」という「心の強さ」があれば、きっと人生は楽しいものなんだろう、と想像してみたりするわけです。 そして、どうしたら「自分がどういうスタンスであるかという自己認識」をしっかり強く持てるだろうか、と考えたりするのです。
他の人の自信を支えるやり方を聞くと元気をもらえます。真似をしたいと思います。
元気な時に自分のやり方をメモしておいて、不安になった時にはそのメモを読んで自分のやり方を思い出しています。

2006-08-08[n年前へ]

「信じることと問いかけることの違い」 

 いつものように週間SPA!を買い、鴻上尚史の「ドン・キホーテのピアス」を読む。一人暮らしの女性が少ないことに鴻上尚史が驚いたところから始まり、カルト宗教などまで。

 信仰が人を育てるのは、信仰が「信じること」ではなく「問いかけること」だからです。神の言葉を伝える人はいても、神そのものが語らないから、人は「問いかけ」るしかなく、そこで思索的になり反省し思慮深くなるのです。 簡単に結論のでないやっかいな問題を、神の一言で片付けることは、思考し、反省し、成熟するきっかけを手放すことです。 「問いかける」対象が、簡単に答えを言うようになれば、人間は思考を放棄しバカになるのです。     「今の若者は孤独と不安への耐性がない」

2006-08-09[n年前へ]

エンジニアという職業選択は合理的ですか? 

リクナビNEXT/リクルートの転職サイト 「エンジニアのための経済学」に「エンジニアという職業選択は合理的ですか?」が掲載されました。小島寛之・帝京大学経済学部助教授に、「経済学の視点から見た、理系エンジニアを職業として選ぶ理由」「“不況”や“失業者”を巡る二大経済学派の対立」「“理系の”小島助教授が経済学にハマった理由」といったことを聞いてみたのです。
 想定読者の範囲はかなり狭まるだろうし読者の数も減るだろうなと思いつつ、狙った人にきちんと届くことを一番に考えた原稿です。

僕がマクロ経済学に飛びついたとき、現実の世界は不況で不安定になっていたわけです。そんなとき、「公共事業をやったり、お札をいっぱい印刷したりすれば安定な世界に戻るんだ」というケインズ理論はとても魅力的で、僕の「こうあってほしい世界観」に近くて、憧れとか高揚感に近い楽しさを感じたんですね。 ところが、その魅力的な世界を…

2006-08-20[n年前へ]

続・西村和雄 教授に聞いてみたい経済学のこと 

 「西村和雄 京大経済研究所教授へ質問してみたいこと」へのレスポンスなど。

「情報の伝達速度 vs 市場の安定性」 市場が微分方程式を離散的に積分しているとするならば、情報の伝達速度が速いほうが市場が安定するように思えます。けれど、現状は不安定に向かっているように見えるのは…なぜ?
「愚民ゆえの衆愚でなく、システムとしての衆愚」「神の見えざる手」「ビルトイン・スタビライザー」は、カオス・アトラクターとよく似たものなのでしょうか? そうであるとした時、(案外正しい?)「みんなの意見」「神の見えざる手」は時には物事を発散させてしまったりしないでしょうか?

2006-11-08[n年前へ]

「給料格差は経済学で説明できますか?」 

給料格差は経済学で説明できますか? 「給料格差は経済学で説明できますか?」が公開されました。今回は、『仕事のなかの曖昧な不安』『ニート フリーターでもなく失業者でもなく』などの著書をもち、最近では「希望学プロジェクト」を行っている東京大学社会科学研究所の玄田有史助教授に、「経済学の成果」「格差」「明日」ということなどを聞いてみました。

今日と同じ明日を保障するのは、もしかしたら経済政策なのかもしれないと思います。けれど、今日より明日をプラスアルファだけいい日にするのは、それは本人だと思います。



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