2005-03-29[n年前へ]
■小川洋子が数学界出版賞を受賞
「博士の愛した数式」の小川洋子が数学会出版賞を受賞。
2005-04-23[n年前へ]
■「歩いて伝わっていくこと」 その1
過去の富士ゼロックスの広報誌GRAPHICATIONを読んでいると、阿部謹也が「歩く文化」をめぐって算額(全国一覧)のことを書いていた。
江戸時代には、算学者というか数学者も日本中を歩き回っていましたね。これは専門の学者ではなくて、アマチュアの数学好きな(道楽)人たちです。そして、各地の神社などに数式を書いた絵馬を奉納してゆく。…誰か解く者はいないかと。そして、絵馬に書かれた問題を解いて廻って腕を磨くわけです。阿部謹也 「歩く文化」をめぐって GRAPHICATION日本全国津々浦々、数学の道場破りをしていくとは。四国一周八十八札所巡りみたいに、算額八十八札所巡りみたいなものもあるのだろうか?
この後に書かれている「江戸時代の農書では、農民がやってはいけないとされていることとして、美田を買うこと・賭け事・酒を飲む、などの中に-算数に凝る-というのがある」という話も面白い。ということは、つまり算数をしたがる農民も多くいた、ということだろうか? 十字架を隠し持っていた隠れキリスタンのように、算数クイズを隠し持つ隠れ算数農民たちがいたのだろうか?【わしらも実はカネゴン】
2005-08-17[n年前へ]
■Microsoft Education Pack for Tablet PC
Tablet PC上で手書き入力で数式計算をしたり、といったような学生用ソフトをまとめたMicrosoft Education Pack for Tablet PCが公開されている。デモ画面はEmily Rimas - Tablet PC Education Pack revealed #などからも見ることができる。
2006-11-06[n年前へ]
■「GTD」と「算数」
さらに、「算数の発想」を読みながら、ふと「GTD」を思い浮かべる。
数式操作は「柔らか頭の見方」というのを不要にしてくれる。脳に汗をかかなくても、決まりきった手続きで結果を出してくれる。それが利点だ。しかし、逆に、それは世界の成り立ちを知るための分析的思考を隠してしまう。
2008-01-28[n年前へ]
■「(いかにも)微分方程式」から「カルマンフィルタ」までのラクガキ
本屋で理工系の棚を眺めてみると、制御工学の書籍がたくさん出版されている。その半分くらいは「Matlabによる○×制御工学」というような感じだ。手にとってみると、数式が滝のように流れていて、難しくて話の流れを終えない。最後は結局Matlabコマンド一発で済ませるなら、数式追いかけたくないような…流し読みしたいような…と考えて、ふとわれに返りカナシイ気分になりながら、「(いかにも)微分方程式」から「カルマンフィルタ」までのラクガキを下敷きに描く。
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