hirax.net::Keywords::「金属」のブログ



2004-08-20[n年前へ]

夏至の日に超合金ロボになる  

夏至の日に手術が無事終わって両足と左手に金属が入った。子供の頃好きだった超合金に自分がなっちまった。
 唯一折れていない右手で書いた窪塚洋介の直筆メッセージ. from LINK 日々は踊る!

2004-12-29[n年前へ]

2004年のニュースを振り返る 

 今年は、一月に一回いくつかニュースを選んでいた。そんな今年一年に選んだニュースを眺めて、振り返ってみる。というわけで、「IP糸電話」から「うれしいひとこと」までを、まずはとりあえず並べてみました。
 よく出てくるキーワード、私が今年気になったキーワードは…、「未来」「記録」「言葉」「見る・眺める」「科学・技術」…そして「女」「男」なんでしょうか…?2004年も間もなく終わろうとしているわけですが、来年、2005年は一体どんな未来になるんでしょうか?~ 
リクナビNEXT/リクルートの転職サイト■3月10日 「一人と一人を繋ぐ『IP糸電話』」「あなたの発明、印紙代金はさぁいくら?」「チョコレートの箱詰め問題」の「科学とお金とチョコレート」の三つのニュース

■4月7日 「顧客が本当に必要だったもの」「常識はずれの人たちに出会いたい」「好きな『ことば』でつくる砂時計」の「人と言葉」の三つのニュース

■4月9日 「私だけのGoogle検索」「携帯電話に『違う自分』が写る」「Googleが赤ちゃんだった頃」の「Googleも自分も変わる」三つのニュース

■5月12日 「紛争分布の可視化」「動画観察が可能な『高速原子間力顕微鏡』」「カメラ付き携帯とグリッド・コンピューティングで『お肌診断』」の「未来の可視化」の三つのニュース

■5月14日 「自動着色ソフトウェア『はいから』」「電子レンジの爆発タマゴで大ケガ」「仮装大賞『ピンポン』芸が世界の舞台へ」「不惑を迎えてなお現役のBASIC」の「思い込めば見えてくる?」4つのニュース

■6月9日 「自分への視線を発見・記録するメガネ」「米国防省の検閲塗りつぶし語句を解読」「『センター試験』と『二次試験』の得点は無関係?」「2つのスーパーコンピュータ:WindowsとGRAPE」の「見る・見られる・比べる」4つのニュース

リクナビNEXT/リクルートの転職サイト■6月11日 「最新技術でロウ管レコードが美しく響く」「『匂い』と『景色』をつなぐ脳内リンク」「未来アンテナ」「ビル・アトキンソンの講演」の「思い返す・思いを馳せる」4つのニュース

■7月7日 「『叶わぬ望み』の青の薔薇」「チタン製の埋め込むブラジャー」「初の民間宇宙船をM&M'sチョコレートで祝う」「スーパークリエイターたちが描く、未踏の世界」の「未踏の世界は美しい?」4つのニュース

■7月9日 「新書マップで本棚散策」「働きバチが『怠け者』?」「携帯電話をポケットに入れると精子の数が30%減?」の「ちょっと一休み」する3つのニュース

■8月4日 「楽し懐かし、テレビゲームとデジタル科学展」「ホーキング博士も寺田寅彦もミスをする」「アウディがエッシャーの世界を走る」の「自らを振り返る夏休み」三つのニュース

リクナビNEXT/リクルートの転職サイト■8月6日 「理想のカップはCカップ?」「『美人プログラミングスタイル』で心を癒す」「『女性客室乗務員』『女子アナ』の平均顔」の「男と女」三つのニュース

■9月8日 「ドーピング検査で精神力も測れる?」「脳医学的ペプシとコカコーラの差異」「『プロ野球の行方』を回帰分析する」の「スポーツとコーラ」三つのニュース

■9月10日 「遠くへ行きたい……ハトの知恵とカメの脚力」「『温泉』『美人の湯』を科学する」「『男の立ちション』は『的外れ』」の「「男と美女と旅に出る」 」三つのニュース

■10月6日 「『メッセージ』や『ゲーム』を空に浮かべる工作」「FPGAで蘇る懐かしの『マイコン』に落涙」「触れて伝える『人体通信』にドキドキ」の「浮かぶ・伝える・蘇る」三つのニュース

■10月8日 「ゴミ袋と水着の『透けない技術』」「22世紀、世界最速の人類は女性?」「SPAMメールの震源地」「フォント解析で政治が動く」「「女と男で世界が動く」四つのニュース

■11月3日 「ブラジャー(とその中身)への科学的?好奇心」「日本の科学のレベルを上げるには?」「ロゲルギスト今井功氏、死去」の「科学の楽しみ」三つのニュース

■11月5日 「携帯電話は体の一部」「家族の想い出がDVDで蘇る『フォトマイニングサービス』」「WEBログ『食べたものを淡々と記録するよ』は今日も続く 」の「毎日の記録と想い出の写真」三つのニュース

■12月1日 「『25億ピクセルのデジタル写真』以上にこまやかな機能」「全裸ヌードも写す!?空港の金属探知器」「TAROとHANAKOは精子減少を食い止めるか!?」の「景色とヌード?を眺める」三つのニュース

リクナビNEXT/リクルートの転職サイト■12月3日 「『楽器の科学』で、鼻歌まじりにスウィング!」「男性の『悪臭』は究極の『媚薬』?」「Googleの『学術文献検索エンジン』」の「科学と技術と男と女」三つのニュース

■12月22日 「うれしいひとこと


2005-05-22[n年前へ]

技術的思考が欠如した記事 

「日勤」でうまくなるはずない…運転名人が指摘 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) 『「日勤」でうまくなるはずない…運転名人が指摘』という読売新聞の記事を読む。これは、典型的な「技術センスが完全に欠如した記事」である。
 「停止位置は1 cm以内、到着時刻は5秒以内」という、「40年以上も前の」新幹線の許容範囲に対し、「オーバーランし、1分以上も遅れていた尼崎の事故車両とは別世界のような数字」と書き、「特別な列車でなくても、普段からみなさんその程度の誤差で運転していた。現在と比べ、ブレーキやモーターの性能が大きく劣っていた時代」と書く記者の感覚に驚く。現在の毎日の運行の中で「誤差」を生む原因は何だろうか?という考えを巡らせようともしなかった記事に感じられる。

 この記事の書き手には、おそらく「ブレーキやモーターの性能の優劣」と「制御しやすさ」が等しいのだろう。

 野球のノックは木製バットよりも金属バットの方が「当然」打ちやすいと考えているし、ジェット飛行機はプロペラ飛行機よりも操縦しやすいと「当然」考えているのだろう。

 しかし、それは「違う」のである。

2005-06-02[n年前へ]

ガードレールに「金属片」 

 ガードレールに「金属片」というニュース。"白装束集団"パナウェーブ研究所による「毒毒電波回避」のための何らかの避雷針?なんて一瞬思ってしまったのは、絵に描いたような偏見?

2008-05-13[n年前へ]

「レアメタル(希少金属)」と「(森下)仁丹」 

 レアメタル(希少金属)の記事をよく見かけるようになった。「希少」な金属、言い換えれば「需要に対して供給量が足りない」金属があることを説明する記事や、使われなくなった携帯電話や電子基板からレアメタルをリサイクルしようとする企業がいること、希少金属の産出箇所が限られていることなど語るニュースをよく見かけるようになった。

 レアメタルにまつわるニュースを見ながら不思議に思い出すのは、どの駅にも欠かさず置いてある希少金属だ。駅の構内を行きかう人たちが持ち歩く携帯電話に載せられているレアメタルではなく。つまり、コスト(値段)と性能(できること)を考えたバランスの上で使われている希少金属ではなく、何だかよくわからないけれど希少なはずの「銀」が使われている森下「仁丹」、小さな粒の生薬が銀箔に包まれている森下「仁丹」、強く生薬独特の匂いを撒き散らすあの「仁丹」だ。

 箪笥(たんす)の奥には「おばあちゃんの匂い」が詰まっているという人は多い。そして、森下「仁丹」は「おじいちゃんの匂い」がだという人も多い。そんな「おじいちゃんの匂い」が詰まっている「仁丹」は必ず駅のキオスク(KIOSK)に置いてある。20世紀初頭に生まれ銀箔に包まれた「仁丹」が、21世紀の現在のキオスクに常備してあるのは不思議だけれど、何だか素敵だと思う。

 「仁丹」が22世紀にも残っているとは思えない。そして、銀箔に包まれた「仁丹」は、きっともうじき消えそうに思う。需要が遥かに供給量を上回り、その状態を反映し銀の価格が上昇していくならば、いつか銀箔に包まれた小粒の仁丹は消えてしまうことだろう。

 けれど、まだ駅の売店ではおじいちゃんの匂いが詰まった森下「仁丹」を売っている。レアメタルが詰まった携帯電話を持った人が行き来する駅のホームには、まだ、懐かしいおじいちゃんの匂いが置いてある。

仁丹








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