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0000-12-18[n年前へ]

微速度動画撮影アプリケーションに思うこと 

 iPhoneで微速度動画撮影を作り、テスト動画を撮影した時、こんなことを感じました。何かを測るためでなく、ただ娯楽のために微速度動画を撮影するアプリケーションを作るなら「撮影する動画の速度は、対象の動き・変化に応じたもの」にしなければならないのではないか、ということです。動いて行く対象物、あるいは色合いが変化する対象物、その動き・変化に応じて動画の時間ステップを速くしたり・遅くしたりしなければならなさそうだ、と思われたのです。

 たとえば、雲の速度を撮影開始時に知ることは(簡単には)できません。だから、青空と雲を撮影する時に、動画撮影速度を前もって決めるということは難しいのです。それは、人や乗り物などが動いて行くようすを撮影する場合も同じです。動画撮影速度は、ただひたすらに景色を眺め続けるカメラ自身が(完成された動画を眺める人の感覚を考えながら)決めるしかない、ように思われるのです。

 そしてまた、撮影動画の(時間方向の)画像スムーシングをさせようと考えた場合にも、その画像スムーシング処理は、対象物の変化に応じたスケールで行うことが必要になります。けれど、その時間方向スムーシングに関するスケールは前もって決めることはできず、対象物を眺めながら動的に決めるか、適切ではないスムーシング処理をかけるか、という2択になるように思われるのです。

 ところで、iPhoneを買ったのは「自分でプログラミングすることで機能を増やすことができて、なおかつ、ネット接続ができるカメラが欲しくて」、そんな候補の中のひとつとしてiPhoneを選びました。iPhoneに限らず「こんな機能のカメラがあったら良いな」というものがあったら、教えて頂ければうれしいなと思います。それが作れるものであれば、ぜひともカタチにしてみたい、のです。