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2010-08-19[n年前へ]

富士フイルムが3Dデジカメの新型、ハイビジョン動画も3次元で  

 「富士フイルムが3Dデジカメの新型、ハイビジョン動画も3次元で

 富士フイルムは2010年8月17日、3次元(3D)で静止画や動画を撮影できるデジカメ「FinePix REAL 3D W3」を発表した。2009年8月に発売した、世界初の3D対応デジカメ「同 W1」の後継機で、機能強化を図るとともに小型軽量化した。価格はオープンで、実勢価格は約4万8000円。
 主な機能強化点が3つある。1つがハイビジョン動画への対応。720p(1280×720ドット)で3D動画を撮影できる。2つめが液晶ディスプレイの大型化で、前モデルの2.8型(約23万ドット)から3.5型(約115万ドット)に変更した。同時に、明るさは約1.5倍に、色再現性も約1.8倍に向上している。よりリアルに3D画像を本体だけで楽しめるようになった。
 同社は、本製品の投入に合わせ、3D印刷事業もてこ入れする。従来から、FinePix REAL 3D W1で撮影した写真を立体的に見える用紙にプリントするサービスをDPE店を通じて展開していたが、今回低価格な全自動3D印刷機を開発。数分で印刷でき、かつ小型なことから、全世界のDPE店に売り込み、FinePix REAL 3D W1/W3ユーザーが気軽に印刷できる環境を(後略)

 富士フイルム、HD動画記録対応3Dデジカメ「FinePix REAL 3D W3」の発表会

 。サービス面では、3Dプリントサービスに「クリアタイプ」を追加する。クリアタイプは、レンチキュラーシートに熱昇華方式で3D画像を直接プリントするもの。従来より用意していた方式は、印画紙とレンチキュラーシートを一体化するタイプ。