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2009-12-26[n年前へ]
■粒子法を利用したウェブアプリケーションのプロフェッショナル版発表
物理シミュレーション使ったウェブアプリ「PHYZIOS Studio」、プロフェッショナル版を発表
フィジオスは12月17日、ウェブアプリケーション「PHYZIOS Studio」プロフェッショナル版を発表した。
PHYZIOS Studioは、「粒子法」と呼ぶ物理シミュレーション技術を利用したウェブアプリケーションだ。水や火、石などの性質をシミュレートしたオブジェクトや、さまざまなアクションを行う画像オブジェクト「アートピース」を設置して、アート作品やゲームを作成できる。8月にプロトタイプを公開し、11月には機能を拡張したベータ版を公開している。
物理シミュレーション技術は、「それっぽい」をゴールにするか、ごく狭い範囲内の「確かさ」を求めるうちは実に良いと思う。ただし、無知が引き起こす度を越した、過度な期待・目標には近づいてはいけない、と思う。具体的には、「定性」と「定量」の違いで、さらにその「定量的」を具体的に言えば、実験無しに「値を決められるか否か」だと、私は思う。
わかっている人には当たり前すぎることを書く。けれど少し大事だと思うところを書いてみる。「シミュレーション技術」を過度に信じる人と「シミュレーション技術を信用しない人」は実は同じ人である。