hirax.net::Tech-logs::2010-08-04

2010-08-04[n年前へ]

「スイングマルチアングル」で立体撮影・ディスプレイを体感する 

 「カメラをぐらぐらして「3Dっぽい写真」を手軽に楽しむ」

DSC-WX5とTX9では背面液晶で疑似的に立体感を得られる仕組み「スイングマルチアングル」を用意した。

 このスイングマルチアングルは、サイバーショットの搭載するスイングパノラマを応用した機能で、スイングパノラマが高速連写した画像を横(または縦)につなぎ合わせて横長(縦長)の写真を作り出すのに対して、高速連写で撮影した画像を15の視点からなる多視点画像として合成し、再生時にはカメラの傾き具合に応じて表示する写真を入れ替えることで、疑似的な立体感を利用者へ与える。
 カメラ本体を傾けると、まるで液晶の内で画像が立体感を得ているよう、見える様子が伝わるだろうか。飛び出して見えるというより、箱庭の中をのぞき込むといった感じだが、決して「平面」ではなく、ある種の臨場感が伝わってくる。人へ見せると驚かれること請け合いだ。