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2009-07-06[n年前へ]
■片隅に転がる人形のように…
鴻上尚史の「表現力のレッスン 」中に引用されている戯曲「ビー・ヒア・ナウ」から。
僕たちは、片隅に転がる人形のように、自分の人生を捨てながら生きていく。何種類の人形を捨ててきたのかも忘れて、その人形と過ごした幸福な日々も忘れて、僕達は、生きていく。
だが、ある昼下がり、友人があなたを訪ねる。・・・そして、その人形が欲しいとあなたに迫る。
その時、人形は蘇る。いとおしさに溢れて、あなたの目の前に蘇る。