2012-11-16[n年前へ]
■Mathematica 色処理ライブラリを更新しました
『検証!「夏目アナの脇汗事故はなぜ起こったか?」ー灰色の服が汗染みに弱い理由』で使った(そのためにいくつか修正を行った)Mathematica の色処理ライブラリを更新しました(hirax / MathematicaColorLibrary)。たとえば、下の画面がライブラリを使ったサンプルスクリプトです。
2012-11-15[n年前へ]
■10点マルチタッチ機能を備えたThinkPad X1 Carbon Touch
12月発売の14インチ 1600x900画面に、さらに10点マルチタッチ機能を備えたThinkPad X1 Carbon Touch。(日本市場のみに向けて)特別「箸」や「専用鞄」を付けたという(そんなことが”売り”でいいのか、いや良くないとツッコミたくなる)ThinkPad X1 Carbon 20th Anniversary Editionより、この10点マルチタッチ機能を備えたThinkPad X1 Carbon Touchの方が百倍千倍一万倍「使いたい・欲しい道具」だ。
2012-11-08[n年前へ]
■女子 + メガネ = 勝利の方程式
海外の画像サイトで「Girls + Glasses = A Winning Combination」という記事を発見した。意訳すれば「女子+メガネ=勝利の方程式」ともいえよう。様々な人種のメガネっ娘写真が25枚掲載されている内容だ。
2012-11-03[n年前へ]
■TRANS ARTS TOKYOの感動的に面白かったもの
取り壊しが近い、神田の(元)東京電機大学で開催されているTRANS ARTS TOKYOを観に行きました。上は17階・下は地下2階まで、文字では全然書けないような色々なものがありました。
9Fでは、いしいこうた(ら)の展示では驚愕すると同時に爆笑し(この実世界コンピューティングの実装は最高で、一種の逆チューリング・テストじゃないか!とすら思わされました)、乙幡啓子さんの「妄想工作」に(そのセンスに)師と仰ぎたくなり、(何階だったか記憶が定かでないけれど)壁に投影されたスクリーンの中で、グラビアイドル?と楽しげにたわむれる半裸のオトコには何だか少し感動し、「3分間のインスタントなワタシの恋のビデオ」は画面の前を3分間離れる気になれず、ひたすら黒い雨が降り続ける教室ではちょっと考えさせられて…といった具合です。
500円ポッキリの入場料で、新鮮な…つまり自分が想像しえない・わけがわからないものを見る・得ることができるのは、限りなく楽しく・面白いものですね。
2012-11-01[n年前へ]
■iPadプログラミング環境Codea(Codify)がネイティブアプリを作れるようになっていた
Lua言語を使いiPadアプリをとてもお手軽に作成することができるCodea(Codify)がランタイムライブラリを使うことでApp Storeに出せるネイティブアプリを作成できるようになっていました。
物理シミュレーションエンジンも積み、(かつてのCocoaを彷彿させるような)お手軽プログラミング環境は、とても魅力的ですね。
2012-10-24[n年前へ]
■地上39kmからの”音速を超えた”スカイ・ダイビングの科学
地上39000mから「スカイ・ダイビング」し、落下速度が音速を超えたという話。高度によって音速は違ったり、飛び出す高度によって達する最高速度は変わっていくけれど、そういったあたりのことを考えてみようじゃないか!という”Falling Faster than the Speed of Sound”
2012-10-18[n年前へ]
■「高度3万9千mからのスカイダイビングの落ち方をシミュレート」
「スカイダイビングで音速を超えたという、その落ち方をGeoGebra4でシミュレート。」
(高度)39000mから(スカイ)ダイビングしてマッハ1.2に達したという恐ろしい人がいた。
位置と時間の関係がわかったので(怪しいが、、、)、それをGeoGebra4でGIFアニメにしてみた。
こう見ると、パラシュートを開いた位置がとんでもなく低い!
2012-10-13[n年前へ]
■「類似楽曲検索システムを作ろう」
(Pythonで作る)「類似楽曲検索システムを作ろう」
今回作る類似楽曲検索システムは、従来からよくあるアーティスト名や曲名などテキストで検索するシステムや購買履歴をもとにオススメする協調フィルタリングベースのシステムとは異なります。WAVEファイルやMP3ファイルなどの音楽波形そのものを入力とするのが特徴です。たとえば、「具体的なアーティストや曲名は知らないけれど、この曲とメロディや雰囲気が似た曲がほしいな」なんていうときに便利に使えるシステムです。
2012-10-09[n年前へ]
■未来はどうなる? それはガリレオに訊いてみる。
映画を見ると、その映画を見ることで「何か力をもらえる」ような気がします。まるで、宇宙を飛行する探査機が、万有引力を介して天体の運動エネルギーを得て、さらに宇宙の彼方に飛ぶ力を得るように、映画に近づく(そして離れる)中で何かを得ることができたりします。
2009年のタイ映画「Dear ガリレオ」を観ました。 ガリレオがピサの斜塔から落とした2つの玉のように「絶対離れない」と約束をして、ヨーロッパを旅をし始めた2人の(大人になりつつある)女の子の物語です。一人は失恋をして、もう一人は大学を落第をして家族の元を離れてみることにした…そんな2人の青春物語です。
一緒にバンジージャンプをした、そして絶対離れないと誓いつつ旅をし始めた2人にも、世の中に「絶対」なんていう存在がないように、いつか「別れ」が訪れます。
「同じものでできているものならば、たとえ大きさが違っていても、同じように落ちていく。そうガリレオが言ったの」
「たとえ重さが違っても、同じ瞬間に地面に辿り着くの」
主人公たち2人だけでなく、異国の地で「同じものでできている」同胞たちと出会い、けれど時にバラバラに離れていく姿を描き、「ガリレオ」は一体どんなことを伝えたかったのだろう?と考えます。
「理論通りに、同じタイミングで落ちなかったとしたら、それは風が吹いたとか…つまりは運とかタイミングが悪かったってことなの。(だから、そんなことも受け入れるしかないの)」
けれど、映画のラスト・シーン近くで気づかされます。世界という3次元空間の中を、誰もがそれぞれに離れていくように見えても、「時間という軸」にただ並べてみれば、その時間軸上で、みな一直線に並び・同じように動き続けているのだということに気づきます。周りを眺めてみれば、つかず・離れずみな同じように走っている…と思い至るのです。
未来がどうなるにしても、そんな未来に続く時間軸の上で同じ時間を共有し、みな同じように動いてる。そして、ガリレオの言うことは当たったりもするけれど、自分たちの意志はたまにガリレオの予言に縛られなかったりもする…「Dear ガリレオ」は、そんなことを気づかされたりする・そんな「力」を得ることができたりする映画です。
2012-10-02[n年前へ]
■「お化け煙突を(google検索の)3次元グラフ作成機能で描いてみる」
「お化け煙突を(google検索の)3次元グラフ作成機能で描いてみる」(Fallen Physicist, Rising Engineer)
(お化け煙突とは)東京の千住に昔あった煙突が、4本に見えたり、3本、2本、ときには1本に見えるというもの。それでお化け煙突という名前が付いている。
あぁ、これは実に面白い。数式z=exp(-(x^2+(y-31.1)^2))+exp(-(x^2+(y+31.1)^2))+exp(-((x-5.25)^2+y^2))+exp(-((x+5.25)^2+y^2)),y is from -50 to 50,z is from 0.001 to 0.01をGoogleで検索すると、「お化け煙突の三次元幾何学」が出現します。