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2009-04-22[n年前へ]
■民主主義も商業主義も「衆愚」という一面をもつ
しりあがり寿の「表現したい人のためのマンガ入門 (講談社現代新書) 」から。
もともと、民主主義が「衆愚政治」と呼ばれる一面をもち、自ら帝政や独裁を招いて崩壊した過去があるように、商業主義に依存した出版文化にも常にその危機は含まれています。民主主義も商業主義も多数をとったものが勝者であり、正しいと評価される。しかし、当然ながら多数の賛成することが必ずしも正しいとは限りません。あらかじめ決められた「正しさ」などというのはこの世にないにしても、「量は必ずしも質をともなわないなー」という感覚は多くの人が持っていると思います。
マンガのこれから、ボクのこれから