2007年へ/ 2008年へ/ 2009年へ/ 2010年へ/ 2011年へ/ 2012年へ/
2010-03-04[n年前へ]
■「マンガ」や「物語」を作るワケ
ダ・ヴィンチ 2009年 07月号 から、「毎日かあさん 」の西原理恵子インタビューから、サイバラ漫画について。
でも人間って欠損があれば、それを埋めるために何かするよね。家に人が居つかない家庭で育ったから、それをどうやって埋めたらいいのかっていうんで、物語をつくることがうまくなったのかもしれない。
だから、出てくる子どもは全部、私です。情けなかったり、いじけてたりするのは全部。
私の漫画は願いごとなんです。あの時誰も助けてくれなかったけど、本当はこういうふうに言ってほしかったっていう。
やなせ先生(同じく高知出身のやなせたかし)が言ってたの。”人間何がつらいって、お腹すいてるのが一番つらい。それなのに、世界中のヒーローは餓(う)えを救っていません。だから僕は「アンパンマン」なんですよ”って。やなせ先生って南方戦線の生き残りで、周りはみんな飢え死にしていったんだって…。