hirax.net::Logos::2009-12-25

2009-12-25[n年前へ]

「制御工学」を「日常生活」に生かす 

 岩井善太・川崎義則・石飛光章「制御工学 (基礎機械工学シリーズ) 」から。制御工学の本はたくさんの本を読んだが、入門書としてはこの本が一番わかりやすいと思う。

 制御を行うには、必ず制御のための対象(相手)があり、目標値を掲げ、現状を把握し、目標と現状の差を知り、そして対象に働きかけることになります。これがフィードバック制御の原理ですし、どのような働きかけ方(制御方式)をするかがポイントになります。この考え方は、私たちの日常生活のすべてのことにあてはめるポイントになります。