2011-10-07[n年前へ]
■NTTドコモの文字認識APIトライアル運用
年末(2011年)から半年程度にわたり「トライアル提供」を行うという、(多言語にも対応しているという)NTTドコモの文字認識API。トライアル使用申請は、(ここから行うことができます。
本APIでは、携帯電話で撮影した写真などに含まれる文字や言葉がどのように現れているか解析し、それらの単語を検出することが出来ます。 従来、風景写真のように複雑な画像に含まれる文字の認識は困難でしたが、本APIでは、単語データベースと認識した文字の並びを照合し、文字以外の不要な部分を除去しつつ誤った結果の訂正を行うことで精度の高い文字認識を実現しました。
2011-10-01[n年前へ]
■「さらに734ペタバイト必要です!?」
「ボリュームに十分な領域がありません。これらのファイルをコピーするには、さらに734PB必要です。」と怒られました。…”PB"って何でしょうか、プライベート・ブランドでしょうか。…「容量の単位」という前提で普通に考えると”ペタバイト”でしょうか? …ん?”ペタバイト”という容量は普通なんでしょうか、それとも普通じゃないんでしょうか…? 734ペタバイト必要な作業ってどんな地球規模の作業でしょう?
…ちなみに、このダイアログを見てしまったので「Appleが12ペタバイトのストレージを何に使うのか?」なんて記事を読んでも、「12ペタバイトなんてAppleちっちぇ〜」と思う今日この頃です。
2011-09-30[n年前へ]
■OSX LIONで全アプリをフルスクリーン対応化する方法
AppleのOSX LION ではフルスクリーンと称して、すべての画面をひとつのアプリケーションのみに占有させるモードが導入されています。「フルスクリーン」機能対応アプリケーションではウィンドウの右上に「すべての画面を占有するボタン」が付いていて、そのボタンを押すことで、他アプリケーションやアップルメニューなどが目の前から消え、フルスクリーン化されたアプリケーションのウィンドウのみが表示されるようになります。「ひとつのアプリケーションしか使わない」という場合には、(人によっては)便利なのかもしれません。
そんな「フルスクリーン機能」をフルスクリーン機能未対応のアプリケーションでも使えるようにしようというハックが、Hackinations: Making any OS X app full-screenable in Lionです。アプリケーションの設定ファイルをいじることで、勝手にフルスクリーン化することができるようにしてしまう、という興味深いハックです。
ところで、OSX LIONのフルスクリーン機能について、『ひとつのアプリケーションしか使わない」という場合には、(人によっては)便利なのかもしれません』と書いたのは、「実にイマイチ」な機能だと感じているからです。何しろ、このフルスクリーン機能は画面をすべて奪い取るので、たとえばマルチディスプレイ使用時でも、たったひとつのアプリケーションの画面しか眺めることができなくなってしまうのです。たとえば、いわゆるインターネット・ブラウザでのキオスクモードは(F11を押すことなどで切り替わる”全画面表示”)、ウィンドウがひとつのディスプレイ内で最大化表示されるモードですが、OSX LIONの”フルスクリーン”は「ひとつのディスプレイ」ではなく「すべてのディスプレイ」を占有するモードなのです。
この機能、「複数アプリケーションの画面を眺めつつ、それらをスムースに連携させて作業を行う、という自然な作業形態」が存在するということを忘れてしまっているかのように感じられます。PDFファイルのドキュメントを眺めつつ・開発環境上でコードを書くこともできなければ、画像処理ソフトで画像加工をしつつ・パワポに画像貼り付けを行うということもできないのです。何だか「実に限られた範囲の作業」だけを想定しつつ作られたユーザインタフェースに感じられ、個人的には、実に残念至極な機能です。
2011-09-28[n年前へ]
■部下の行動を逐一もれなくチェックする「ブカログ」
彼氏の行動を逐一もれなくチェックし・ログに記録するサービス「カレログ(彼ログ)」が可愛く思えてくるような、部下の行動(仕事ぶり)を逐一もれなくチェックし・ログに記録してしまうという「ブカログ(部下ログ)」
効率的な作業のためには適度な息抜きが欠かせませんが、 息抜きのしすぎも作業効率に悪影響を与えます。 あらかじめアラートを設定しておくことで、過度な息抜きを防ぎます。 NO MORE時間泥棒。
2011-09-26[n年前へ]
■高校生向けロボット学習プラットフォーム「NI LabVIEW for LEGO MINDSTORMS」発表
高校生向けロボット学習プラットフォーム: 教育向けバージョン「NI LabVIEW for LEGO MINDSTORMS」発表
同製品は高校生を対象としたプログラミング環境で、販売代理店のアフレルを通じて10月1日より提供を開始する。価格は1万3000円から。
同製品は、授業や競技会などで、LEGO Educationロボットプラットフォームとともに使用することを目的に開発されたもの。LEGO MINDSTORMS NXTロボットの視覚的な制御とプログラミングを助けるとともに、エンジニアや研究者が使用するものと同じソフトウェアの使い方を習得できる教育用ツールだ。
2011-09-23[n年前へ]
■6千円弱のTime Lapse(インターバル撮影)動画カメラ「KING JIM インターバルレコーダー レコロ」
5500円程度で買うことができるTime Lapse(インターバル撮影)動画カメラのKING JIM インターバルレコーダー レコロ(商品情報)
「レコロ」は、設定時間ごとに撮影をおこなうインターバル撮影を手軽に楽しめる専用カメラです。ふつうのカメラでは撮影できない長時間の定点観測を記録することができ、植物の成長の様子など観察に利用できます。 インターバル撮影で撮った動画は、時間の流れが普通の動画とは違い、日常では見たことのない動画を撮ることができます。
2011-09-22[n年前へ]
■迷路自動生成アルゴリズム
「巨大なAKB48 篠田麻里子 迷路」を作ってみたで使用した迷路自動生成アルゴリズムは、以下の手順です。このアルゴリズムは、「迷路の壁生成はするけれども、”経路をふさぐ=壁と壁の間を新しい壁でつなぐ”とことはしない」というものです。そのため、このアルゴリズムにもとづく限りは、入り口から出口まで辿り着く(ひとつ以上の)経路の存在が必ず保証されます(といっても、動作確認のためのテストはしてないんですけど…)*。
…というわけで!?、「行き止まりしかないという不安」を気にせずに、「巨大なまりこ様 迷路」選手権、もしくは、「たかみな巨大迷路 脱出レース」に挑戦して参加して頂ければ、と思います。
- 周囲の壁を作る。
- まだ壁が作られていない壁格子点をランダムに選び、そこから壁生成を(所定のランダム量にもとづいた回数・長さだけ)スタートさせる
- 壁生成の先が壁の存在する格子点であれば、その壁生成はせず、次の壁生成を行う
- すべての壁格子点について処理済みであれば、迷路生成を終了する
* …しかし、実際にテストをしてみたところ、存在しないはずの「閉じた部分」がチラホラあるじゃあーりませんか!つまり、壁と壁の間を閉ざしてしまうことがある=入り口から出口にいたる”経路がふさがれてしまうことがある”ということで、運次第でゴールに絶対たどり着けないということになってしまいます。…うーん、テストって重要だなあ。
2011-08-27[n年前へ]
■「Wolfram CDF Player を汎用する」
Wolfram CDF Player で任意のコマンド評価を実現しよう、という「Wolfram CDF Player を汎用する」にこんな一節があります。
CDF Player は、J/Link で組んだ Java プログラム経由でならテキストファイルの読み込みが可能なようなのだ。この方法なら CDF Player の使用許諾にも抵触してないように見える。というわけで、テキストファイルに Mathematica 式を書いて保存しておき、これを J/Link 経由で読み込んで ToExpression する CDF ファイルを用意する。
ここで語られているテクニックの味噌(ミソ)は「J/Link 経由で読み込んで ToExpression する CDF ファイルを"Mathematica 8で用意する"」という箇所です。「Mathematica 8でCDF ファイルを作る」ということこそが、Wolfram CDF Player の使用許諾に抵触しないために必要とされる条件なのです。つまり、CDF Playerを使うためには、使用許諾に沿うと、Mathematica 8が必ず必要とされるというわけです。
つまり、「泥臭く、あれこれ試した」という言葉の背後にあるのは「Mathematica 8でCDFファイルを作り、そのCDFファイルは外部かで作成されたコマンド群を解釈・実行させる」ことができるかを試行錯誤し・実現してみた、ということです。その「試行錯誤・実現」という部分の「苦労と醍醐味」を汲み取りたい、と思います。
ところで、「CDF Playerを使うためには、使用許諾に沿うと、Mathematica 8が必ず必要とされる」という規約はビジネスとして至極自然であるようにも思われます。しかし、その一方で、「CDFはオープンファイル形式ですか」という質問に対する答えとは、少し、矛盾を抱えているようにも思われます。
2011-08-25[n年前へ]
■繋がる「点」が描きだす世界
「点と点とナード」から。リンク先や、関連して連想したことを並べてみました。そしてまた、”この記事の「関連お勧め記事」”あたりも眺めてみると・・・面白いかもしれません。
…世間的な常識や評価、あるいは自分の将来の得失とかを考えると、どうもこういうことをやってて良いのか不安になるんだけれど、でもどうしても今これをやらずにはおれないんだ、という人に対して、「今それをやっておくことは将来必ず何かにつながるから、心配せずに好きなだけ入れ込みなさい」と…
点と点とナード
俺達は今ある選択肢の中で、冷静に、自分にとって一番良いものを選ばなければならない。どんな選択肢を選んでも、点と点がつながる可能性は捨てなくていいのだから。
点と点がつながると信じてたバカへ。
同じように、どの選択肢を選ぶかよりも、選んだことをどれだけ上手く実行するかが重要なのだ。宝くじ(”当たりくじ”)は、どんな道を歩んでも買うことになる。(どんな選択肢も結果的には”当たりくじ”であって、そこから価値を生み出すか否かは実行力が決めるのだから)
点と点がつながると信じてたバカへ。
数字がバラバラに書いてあって、その数字を順番になぞっていくと最後に絵ができる"Connecting The Dots"ってパズルがあるじゃない? バラバラだったりしても、途中で間違っているように思えたりしても、色々と続けていたら最後に何か浮かび上がってきたりしたら、それで良かったりするのかな?って時々思ったりするの。
あしたのあたし
これから、興味があること楽しいことが、たくさん見つかるのかもしれません。そんな「たくさんのもの」の中から、自分でどれを選んでいくんでしょうね?何が、「一番のお気に入り」になるんでしょうね?
うーん、「一番のお気に入り」って何でしょう? 私は多分、ずっと、その場その場で気に入ることをするのかもしれません。そして、もしも飽きたら、新しいところに行きたがるんだろうなぁ、と思っています。 どうでしょ?
私も「ずっと、その場その場で気に入ることをする」感じかもしれません。 自分が一番気に入ることを続けた結果、一番最後に浮かび上がってくるものは(今の自分自身には)まだよくわかりません。…けれど、もしかしたら、他の人から見れば、かすかに見えていたりするのかもしれません。
「浮かび上がってくるもの」は、「他人から見た自分」のような感じがしますね。それは、もしかしたら、死ぬまで自分では見えないかもしれない。 けれど、でもその「浮かび上がってくるもの」が、どのような気持ちで描かれているかとか、どうやって描いたのかを知っているのは自分だけ。 それは、不便なような、だけど、面白いような。
「あなたが一番したいこと」
星が散らばっている時、その星を結んだ瞬間が一番楽しい。
水道橋博士と河合隼雄が語る「星座」と"Connecting Dot"な「日々」
この「星」というのは、誰かの「足跡」ということである。ただ眺めてみた時には、それらの足跡の集まりは 、何の姿も持たない「空に散らばっている星」にしか見えない。けれど、その人の足跡・星を結んでいくと、そこには、ただの点でも直線でもない「その人の姿」が浮かび上がってくる、ということだ。
私たちは毎日走り続けている。時には、立ち止まったり、ゆっくり歩いてみたりしながら、流れる時の中で、何かの歩みを続けている。あるいは、好む好まざるに関わらず、移り流れゆく世界の中で、泳ぐことを続けている。その軌跡は、一体、どんな星座を描くのだろうか。
水道橋博士と河合隼雄が語る「星座」と"Connecting Dot"な「日々」
2011-08-20[n年前へ]
■Topcoder クックブック
オライリーから、プログラミング・コンテスト"Topcoder"をテーマにしたTopcoder Cookbookが出版予定になっています。発売されたら、早く読んでみたいですね。