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2008-05-06[n年前へ]

「人間が持つ資源」 

 人間が持っている、極めて有限で、しかし心構え次第でいくらでも開発できる”資源”は時間と自分自身だ。
 荒井伸也 (安土敏)"GRAPHICATION No.156"

「社畜」 

 会社に飼われ、自分の足で立てなくなったサラリーマンは”社畜”である。

  荒井伸也(安土敏)"GRAPHICATION No.156"

ノウハウの限界 

 何かノウハウがあるようになってくると、決まった仕事しかできなくなるんですよね。悪く言えば、演習問題の域を出ないものばかりになる。それは、むろんまだ誰も解いたことがないから新しい問題のように見えるけれども、誰もが予想できる範囲のものなんです。
 池内 了「不合理こそが面白い」"GRAPHICATION No.156"

隠された非合理的な部分 

 "GRAPHICATION No.156"

 論文には試行錯誤のところは絶対に書かないんですね(笑)。だから、ある日、天才的な閃きによってそれが発見されたかのように見えるんです。
   赤木昭夫
「君、科学論文はこう読むんだよ」
「大体ずるいキツネほど自分の足跡を尻尾で消していくんだ」
「肝心なところは、アインシュタインもハイゼルブルグも全部隠しておるのや。そんなのにだまされたらあかんよ」
   内山龍雄 via 赤木昭夫
 数学の三段論法のような論理だけで論文は仕立ててあるわけですね。
   赤木昭夫
 つまり、論文には(筋道をたどれるような)合理的なことしか書かれていないわけですね。本当はその裏に隠された不合理な部分が重要なんですね。
   池内 了