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2011-10-11[n年前へ]

”デファクト・スタンダード”に阻害されるものは「所詮(しょせん)小さな技術に過ぎない」 

 from 「n年前へ

 ”デファクト・スタンダード”=事実上の“標準ソフト”に阻害されるようなものは、そんなものは、所詮(しょせん)"小さな技術進歩"に過ぎない。

 「今の時点、あるいはこれから数年くらいを見たときに、今の技術的な課題や人間がその技術に不慣れだといった問題は、世の中やわたしたちが進む方向を妨げるものではなく、解決技術を作れば良いというだけのことだ。”できていない“という点で判断するのではなく、未だ“できていない“ということは、むしろそこにこそチャンスがあると捉えるべきだ」というある方の言葉を聞いた時、この「 ”デファクト・スタンダード”に阻害されるようなものは"小さな技術"に過ぎない」という言葉を思い出しました。

2011-10-09[n年前へ]

「”しおらしくない”(塩らしくない)」女性3人組だった"Sugar" 

 30年前の今頃、「ウエディング・ベル」という曲が大ヒットしました。コミカルで、それでいてリリカルで、そして一筋縄ではいかない韻書のあった「ウエディング・ベル」を歌っていたのは女性3人組のバンド、Sugarでした。(この曲の作詞・作曲を手がけた古田喜昭氏がこれまた凄いのですが

祝福の拍手の輪につつまれて(私はしないの)
どんどんあなたが近づいてくるわ。(私はここよ)
お嫁さんの瞳に喜びの涙。(きれいな涙)
悲しい涙にならなきゃいいけど。
(そうね、ならなきゃいいけど)

私のお祝いの言葉よ。(くたばっちまえ。アーメン)

 この女性3人からなるバンド"Sugar"の名前の由来は「私たちは”しおらしくない”」「塩らしくない→砂糖→Sugar」というという宣言であったことを知り、「なるほどなぁ…確かに」と、今更ながら納得させられたのです。"Sugar"は「”甘い”私たち」ではなく、「”しおらしくない”私たち」という、そんな名前だったのです。

2011-10-07[n年前へ]

「自分が選んで、それでも進んでいく」ということ 

 from 「n年前へ

 自らの欲望の重荷を、これからも背負っていく覚悟はあって?
 もちろんよ。それが、私の選んだ生き方だから。
 だから、コインには、表裏、その両方…2つの面があるということさ。

Steve Wozniak
 誰かが未来をつくってくれると思ったら大間違いです。

2011-10-03[n年前へ]

「機械的な能力だけを持つものからは有効な助力は得られない」 

 岡部恒治「考える力をつける数学の本 」から。

 (今まで)単なる機械的計算能力を有するものから、有効なる助力を得たろうと思われる場合はない。

カール・フリードリヒ・ガウス(高木貞治『近世数学史談』)

2011-10-02[n年前へ]

「地球上で余った部分、一番最下部に位置する仕事」という認識と… 

 「香川照之の”台詞”」via アッコにおまかせ via 東京新聞。

「この仕事(俳優)は地球上で余った部分、一番最下部に位置する仕事なんだ」ということを認識していないと勘違いしてしまう。

香川照之

 「便利屋はサラリーマンよりも一段、低く見られないと仕事が来ないからです」という低いところにすべてのものが流れるという言葉と、それでもそれこそを選ぶという”選択”ということを考えさせられる、そんな言葉。

 ”台詞”は”セット”と同じで、その裏にはまた違う意識があったりもする。けれど、その裏と表を含めて、つまり、裏も表も全てを含めて、今一度何かを思い起こされた「今日一番記憶に残る言葉」

2011-10-01[n年前へ]

現存日本最古の学生寮”京大吉田寮”で築100周年を"前祝い"する「やったね!吉田寮ほぼ百周年祭」開催 

 「吉田寮100年で、寮生が企画展 左京・京都大学

 現存日本最古の学生寮とされる京都大吉田寮(京都市左京区)で、2013年の築100周年を前祝いする「やったね!吉田寮ほぼ百周年祭」が開かれている。寮闘争の歴史をたどる企画展や創作劇上演などさまざまな企画で、寮に息づく学生文化を伝える。2日まで。

2011-09-30[n年前へ]

「自分の道を選ぶ方法」と「最後のボスキャラに勝つ方法」 

 中村うさぎの「ダメな女と呼んでくれ 」から。

 自分の可能性を信じるな、とは言わん。もしかしたらホントに、あなたの中には才能があるかもしれない。しかしそれは、誰かに引き出してもらうモノではない。自分でリスクを負い、見失ったり絶望したりしながら、長い時間をかけて探し続けるモノだと思う。
 「やりたいコトはあるけど、それで食べてく自信が無い」というあなた、一度視点を変えて、「やりたいコトはともかく、自分の得意なコトって何だろう」と考えてみることをお勧めする。求めていた答えは、おそらく、そこにあるはずだと私は思うのである。
 人生に、攻略本なんかいらない。正しい攻略方法すら、存在しない。なぜなら、あなたの人生はあなた自身が作っていくもので、「誰かの決めた道筋を進めば、決まったゴールにたどり着く」ようなものではないからだ。
 他の人なら歩かないような道筋を通り、他の人には逆立ちしたってたどり着けないようなゴールに、あなたは自力で到達する。行く先々で待ってる敵キャラは数あれど、最後のボスキャラは、たいてい自分自身だ。もちろん、そのボスキャラに、決まった攻略法などはない。あなたが、あなた自身のやり方で、あなた自身と戦うのだよ。

2011-09-24[n年前へ]

憧れてるのは"ポップ・アイ" 

 9月24日の「n年前へ」から。

憧れのポパイみたいに、何故装わないの?
僕が憧れてるのは、"ポップ・アイ"だよ。

アンディ・ウォーホル

2011-09-23[n年前へ]

外へと向かうエネルギー 

 「9月23日の”n年前へ”」から。

 外へ外へと向かっていくそういうエネルギーがなかったら、人類はいまだに洞窟の中で暮らしてたんだろうか。

 私たちのDNAは、海水を出て地上に上がり、洞窟を出て長い長い時を経て今に至る。出口に繋がっているかわからない迷路へと、足を進めたDNAが今の私たちを作り出しているのである。

2011-09-22[n年前へ]

「AKB48」をどう発音するか。 

 「AKB48」をどう発音するか

 六十歳を過ぎた親戚がTV画面の中のAKB 48を差し、「アーカーベー」と発音している。…本気なのか冗談なのかわからないまま…一度・二度とスルーした。すでに「アーカーベー」を聞くこと数限りなく…今さら確認できないタイミングになっている。これはツッコむべき「冗談」か、それとも(触れてはいけない)「本気」なのか…それが問題だ。