2003-08-25[n年前へ]
■RFIDの…
一連の「RFIDの…反応」を眺めていた頃、考えていたことを書いてみる。といっても、あまりにも当たり前のことなのでわざわざ書く程のことではないと思うのだけれど、自分の仕事も少し振り返りつつ、ちょっとだけ書いてみる。
技術開発の最初の頃は「良いところ」に目が向くことが多いと思う。「良いところ」を拾い上げて、「良いところを大きくしていく」仕事が多かったりする。「良い条件」があればそれを追求していく仕事が多いようにも思う。「良いところだけを見る」作業だ。それを「楽観的」な作業だと思う人も多いに違いない。
ところが、それが製品化され発売が見えてくる頃には、「悪いところ」だけを拾い上げてそれを潰し続ける作業が続くに違いないと思う。「悪い条件」があればそれを(解決するために)ただただ追求していく仕事が多いと思う。こちらの方は「悪いところだけを見る」作業だ。それを「悲観的」な作業だと思う人もいるかもしれない。
前者も後者も新技術が普及していくためには必要だと私はそう思うし、そう思いたい。
そしてまた、とってもシンプルに「手を動かしている人が一番エライ(「偉い」だけでなく、関西弁の「えらい」の意味も加えて)」というのが技術の世界の素晴らしいところでもあると思ったりするのである。
■酒屋の写真には不思議なモノ
三日前(じゃない、一週間前か…)の「酒屋の写真には不思議なモノが三つ隠れている」という写真。*kaco*さんの答え「ワープロ」「Mac」「PDA」は正解です。 …なんですが…、「ワープロ」に見えるのは「applee」というパソコンで、「PDA」は「Newton」なんですね。つまりは、21世紀の今日この頃にしては、とってもマニアックなモノなのでした。