2004-09-24[n年前へ]
■人事評価基準でクイズ・ミレオニア
「職種/部門別課業一覧表」というものがある。「この位の仕事はこの位難しいよ」「だから、この位給料を上げるね」という基準の色んなジャンルの会社における実例集である。これが、読んでみると結構面白く楽しめる。
例えば、こんな感じである。「コピーをとれる」という仕事は「難易度A, 新入社員級」になる。なるほど、確かにそういうものかもしれない。それでは、これはどうだろう。「社長や重要な客にお茶を出す」 …、これはナント「難易度E、部課長級」である…。千利休もビックリ?かもしれない。ちなみに、単なる「お茶だし」は「難易度A, 新入社員級」だったりするのである。何事も相手次第なのである。
そして、「部長会への出席」は「難易度F、部長級」である。とりあえず、出席すれば良いのである。…「部長会」が開催されるのは、エベレストの頂上だったりするのだろうか?出席すること自体が難易度Fというのも間違ってはいないのかもしれないが、スゴイ話である。ちなみに、職種研修への出席は「難易度A, 新入社員級」だったりする…。きっと、場所が違うのである。
さらにスゴイのが、「新年会・忘年会の起案をする」これも「難易度E、部課長級」だったりする…。「おい、今年もそろそろ忘年会やるか?」というこの何気ない言葉は、「忘年会の起案」だから「難易度E、部課長級」であるわけだ。「ものは言いよう」である。さらに、「業者の選定をする」「指示に従う」は「難易度A, 新入社員級」なので、「じゃぁ、新人のオマエ新年会・忘年会の幹事やれ」と指示された若者はもちろん、「難易度A, 新入社員級」だ。哀しくも笑える?泣ける?話である。
というわけで、今日は人事評価基準でクイズ・ミレオニアをやってみた。「年賀状の手配」と「年間行事表の作成」のどっちがエライ?とか、「社長室の掃除」と「共有スペースの掃除・管理」はどんな等級?とか…。色々やってるうちに規則性が見えてくるし。
(参考までにミレオニアの答は「年賀状の手配」は「難易度A, 新入社員級」で、「年間行事表の作成」は「難易度F、部長級」だそうである。 似ているけれど、大きく違うところが面白いというか何というか)