hirax.net::inside out::2008年05月10日

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2008-05-10[n年前へ]

山本式Virtual Sound System ソフトウェア(デバッグ版)を作る 

 「SRS(R)と山本式バーチャルサウンドシステムYVSSを比較する!のナゾ」を読んで、「デジタル的に同一な原音の左右信号を用いた際に、その左右の差(間接音成分)がゼロになっていない結果になっている」ことが気になったので、hirax.net::立体音感を考える::(1999.12.06) で作った山本式Virtual Sound System ソフトウェアのデバッグ版を作ってみました。プログラム内部での左右音の演算後値を "C:\wavemix_debug.text" というファイルにCSV形式で出力します。

 Delphi(Object Pascal)を久しぶり(10年振りくらい)に触りました。何だか、時の流れを感じます。その時間が(自分自身にとって)長いのか一瞬に過ぎないのかは、まだよくわかりません。

 参考までに書けば、Delphiという名前は、データベースソフト Oracleと接続するために作られたことによります。つまり、ギリシャのアポロン神殿で得られる神託(Oracle)=「デルファイ"Delphi"の神託」に由来しています。そんな、個人を離れた悠久の時の流れから見れば、10年はまさに刹那なのだろう、と思います。

 蛇足をさらに書けば、「刹那」は現在では10のマイナス18乗(100京分の1)を示す言葉です。

立体音感を考えるSRS(R)と山本式バーチャルサウンドシステムYVSSを比較する!のナゾ