2009-02-20[n年前へ]
■男性自身がイヤでも見える凸面鏡ボタン
男性トイレの小便器の前に立って、放水作業を始めたとき、ふと水を流すためのボタンが視界に入った。「視界に入った」といっても、男性用小便器の水洗ボタンは、よほど背の高い人でもない限り、視界に入る位置にあるのが普通だ。
その水洗ボタンは、丸みを帯びた形状で、しかも、綺麗に磨かれているので、凸面鏡状になっていた。そして、その凸面鏡の中心で拡大され写り込んでいるのが、何と放水作業に使われる中心部品なのである。……これは何だか、とても居心地が悪い。
男性用小便器の水洗ボタンは、丸みを持った形状にしてはいけない、と思う。ボタンの清掃作業を考えると、平滑に越したことはない。だから、金属ボタンを綺麗に磨くことはしょうがない。つまり、鏡状になるのはしょうがない。だとしたら、男性自身が(広角が写り込むために)イヤでも見える凸面形状にするのは、少しマズイような気がする。
最近では、男性用小便器は自動洗浄便器が多いから、男性用小便器の「水洗ボタン」は少ないかもしれない。とはいえ、これからは、色々な場所のトイレに入るたびに、「水洗ボタン」の形状に注目してみようと思う。
そして、いつか、光学写り込み計算でもしてみよう。もしかしたら、私が見た現象が実は特異的だったりするのかもしれないのだし。