hirax.net::inside out::2010年03月02日

最新記事(inside out)へ  |   年と月を指定して記事を読む(クリック!)

2010年2月 を読む << 2010年3月 を読む >> 2010年4月 を読む

2010-03-02[n年前へ]

ファイル末尾からn行目を高速に読み込むRuby関数 

 他アプリケーションが書き出すログファイルを、刻々Rubyで読み・内容に応じた処理をさせたい、と思う状況もままある、と思います。そんな時、ログファイルを逐一読むと時間がかかってしまうので、保存されているログファイルの末尾から2行目だけを読みたくなります。

 ファイル末尾からなぜ2行目を読むかというとそれは、ファイル末尾行は書きだし中で、欲しい情報には十分ではない、というような理由です。そこで、Rubyで書いた「ファイル末尾からn行目を高速に読む」関数を、ここにメモしておきます。

 この関数"tail"の引数は、

  • filename:開きたいファイル
  • line:末尾から何行目を出力する(返す)か
  • readLength:末尾から何バイト(だけ)を読みこみ、処理させるか
  • ら行目の内容を出力する、という具合です。
というようになります。下記のスクリプト例では、ログファイルの末尾64バイトだけを読み込み、その上で、ファイル末尾から2行目を出力する、ということを続ける例になります。
def tail(filename,line,readLength)
  ary=[]
  f=File.open(filename)
  begin
    f.seek(-readLength,IO::SEEK_END)
  rescue
end
  while f.gets
    ary<<$_
  end
  f.close
  return ary[ary.length-line]
end

while true
  puts tail(ARGV[0],1,64)
  sleep 1
end
このスクリプトを、tail.rbというような名前で保存し、
ruby tail.rb readme.txt
とすれば、その瞬間に保存されているreadme.txtの下から2行目を出力し続ける、ということがされます。

 Rubyで他アプリケーションのログファイルをリアルタイム監視して、何らかの動作・制御を行わせたい・・・という実に「ニッチ」な用途のスクリプトです。しかし、同じようなことをする状況の人も多いかもしれない、というわけで、今日は、ここにメモしておくことにします。