2010-08-21[n年前へ]
■不思議にインターナショナル感あふれるアジアの街角
産経新聞の「簡易宿泊所がオシャレなホテルに…変わるドヤ街」という記事を読みました。東京・山谷のドヤ街の簡易宿泊所が姿を変え、色々な人たちが滞在するようになっている(たとえばKANGAROO HOTEL)という話です。
山谷の簡易宿泊所約160軒で構成する「城北旅館組合」の帰山哲男さん(59)によると、周辺の宿は、1泊1000円代から高くても3500円。宿泊所には生活保護を受給している元労働者が多く暮らしているが、10年ほど前から外国人を受け入れるようになり、今や節約志向のビジネスマンや就職活動中の大学生らも山谷を目指すという。「ドヤ街」という言葉を知らない人のために、こんな「ドヤ」の説明を貼り付けておきます。
日雇い労働者の街として知られる山谷が急速に変化している-。そんな声を聞き最寄りの南千住駅に向かった。山谷の姿を3回でルポする。
かつては通称ドヤと言われていた。これは宿(やど)を「人が住むところではない」と自嘲的に逆さまに読んだのが始まりといわれる。
東京近辺では、ドヤ街の代名詞になっていたのが、山谷、今でいう南千住の辺りです。「あしたのジョー」の中の地名を思い起こさせる(あしたのジョーの舞台がどこかは諸説ありますが)「泪橋」交差点を中心とする街です。
以前、「泪橋」交差点を中心とする南千住の街にあるホテルのことを、「2700円以下で泊まれるベスト宿はどこだ!?」でこんな風に書きました。
不思議にインターナショナル感あふれるアジアの街角に、ふと迷い込んだような気になったりするかもしれません。記事を読んで思うこと・考えることは人それぞれ違うでしょうが、とりあえず、まずは何日か泊まってみると良いかもしれません。特に、南千住では、夕方と朝を過ごしてみるのがお勧めです。
私のように、とても気に入る人も少なからずいるのではないでしょうか。・・・責任は持てませんが、ためしに泊まってみるのも良いと思います。