2011-09-08[n年前へ]
■人に優しく・”バスト”に優しいブラの時代
「横縞模様の服は太って見える」「太く見えないように、縦縞模様のシャツを着ましょうね」といったアドバイスが「着こなし入門本」には必ず書かれているものです。
しかし、そんな縦縞・横縞のような単純なデザインが及ぼす知覚・視覚心理学的影響について書かれた本が大いにしても、「もう少し複雑なパターン」について書かれた着こなし解説本・服飾デザイン本はなかなか見つけることができません。
下の写真は視覚心理学を応用した「ブラジャー」と「普通のブラジャー」を比較した写真です。視覚心理学を応用したブラジャーの方は、10年近く前に作られたデザイン(設計)に沿い、5,6年前に、下着メーカの協力のもとに時代を先駆け作成された「バストが超立体的・3D的に飛び出す、人類の夢の産物=イリュージョンブラ」です。そんな「魔法のブラジャー」と、「普通のブラジャー」を着用した女性を撮影した画像です。そして、もちろん左下の女性も・右下の女性も同一人物です。
スマートフォン・クラウド、そんなキーワードが世の中に溢れています。しかし、そんな2010年代のこの時代になっても、人間の錯覚を十二分に活用した服飾デザインが登場していないというのは少し不思議です。しかし、…こんな”イリュージョン・ブラ”は必ず登場するに違いない、と私は思います。
人が「欲しい・あったらいいな」と考え・願い焦がれるものを、ドラえもんならぬ技術者は必ず作り出すのです。それが技術者であり、人なのです。
だから、こんな人に優しく・”バスト”に優しい”イリュージョン・ブラ”や”イリュージョン水着”が、来年の夏頃には巷(ちまた)に溢れているに違いないのです。…と、そう考えつつ「はや数年」経つ2011年の夏が終わります。