2011-10-13[n年前へ]
■iCloudの「極秘の質問」は意外なほどの「中2病」
AppleがiOS5とともに一般公開したクラウドサービスであるiCloudを使う手続きをしていると、パスワードを忘れた時のための「極秘の質問」を設定しなければなりませんでした。ちなみに、その「極秘の質問」のデフォルト質問の選択候補は次のような5つの「質問」です。
「初めて会った有名人」つまり、あなたが答える極秘の質問は、”初めての”「有名人・親友・コンサート・アルバム」の名前であるか「好きな先生」の名前であるか、という具合です。…要求されるこの極秘の質問の答えは、「初めての何か(ある種の初じめて恋した何かというか、初めての体験ともいうべき何か」に関する名前であるか、あなたが「(ずっと?)好きな先生」の名前であるか、という実に素朴な二択なのです。
「初めてできた親友」
「好きな先生の名前」
「初めてのコンサート」
「初めて買ったアルバム」
「初恋相手までの距離は30cm」ではありませんが、「初めて好きになった何か」「初めて体験した何か」というのは(パスワードの「”極秘の質問”」とするくらい)「忘れがたい何か」なのだろうか、とAppleの新OS iOS5を眺めながら考えたのでした。
iCloudの「極秘の質問」は意外なほどの「中2病」でした。中2病なiCloudの「極秘の質問」には、「初めて」と「好き」が詰まっているのです。…つまり、そこには「秘密」がしまいこまれていたのです。