hirax.net::inside out::2013年10月09日

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2013-10-09[n年前へ]

赤外線カメラでトランプ透視術!? 

 100円ショ)ップに「ジャンボトランプ」と「黒い巾着袋」が置いてあったので、(撮影波長が900nmくらいの赤外線カメラを使ってトランプ透視術をしてみました。

 (可視光しか見ることができない)自分の目で眺めれば、トランプは真っ黒な袋の中に隠されて、何のカードが入っているのか全然わかりません。

 けれど、赤外線カメラで眺めれば、真っ黒いはずの・けれど透明な巾着袋の中には、クローバのキングが一番上になっている…という風にわかるというわけです。

 可視光と近赤外線で同時撮影することができたなら、たとえば、RGB(可視光)画像とIR(赤外)画像を適度な比率で合成することができるような「透視術カメラ」を作ってみたくなります。つまり、私たちが眺める色も保ちつつ・自由自在にモノを透かして見ることができるカメラが欲しくなります。

 Lomography の アクションサンプラー みたいに、たとえば4つのレンズが並んでいて(ベイヤーマトリクスの1/4がIRという作りでもいいですが)R+G+B+IR を同時撮影できるカメラ!なんてモノがあったなら…思わず欲しくなりませんか?

赤外線カメラでトランプ透視術!?赤外線カメラでトランプ透視術!?