hirax.net::inside out::2015年05月19日

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2015-05-19[n年前へ]

目に映る景色を作り出す「材料」が目に見える「分光スマホ」を持ち歩こう!? 

 ここ数日、グレーティング(分光版)持ち歩いてる。そこで、さまざまな照明光や色とりどりの物体を眺めるたび、各波長に分けた画像を眺め・楽しんでいます。そして、(カラーフィルターが撮像素子に貼り付けられていない)白黒デジタルカメラを搭載したスマホがあったなら、こんな分光景色を記録して回ることもできるのに…と考えたりします。

  とりあえず、普通のスマホで分光画像撮影をしてみよう!ということで、右に貼り付けたのが、そんなiPhoneで撮影した分光風景の一例です。こんな点光源状に明るく輝く景色を分光画像として眺めてみると、そして、さらに各波長に分解された光をグラフにして重ね合わせてみると、たとえば、高圧ナトリウムランプのD線(589.6nm)を中心としたいくつもの輝線などが見えてきます。そして、目に映る景色を作り出す「材料」が目に見える心地になります。

 明日以降、画像に対して(分光されている方向に)自己相関をとり、一般的な景色を分光像として眺めることができるようにしてみようと思います。

目に映る景色を作り出す「材料」が目に見える「分光スマホ」を持ち歩こう!?目に映る景色を作り出す「材料」が目に見える「分光スマホ」を持ち歩こう!?