hirax.net::inside out::2015年07月04日

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2015-07-04[n年前へ]

ウォータースライダーで「水着ポロリ」しないためには「水着に1.5リットルのペットボトルを2本ぶら下げてもズレない」くらいにキツく締めることが必要だ!というマメ知識 

 もうすぐ夏が始まる…というわけで、先日、ウォータースライダーで「水着ポロリ」を生じさせる力の実験・計算をしました(ちなみに、今回の対象水着は、「ビキニ(セパレート)」タイプの水着です)。ウォータースライダーで滑り落ちる水着女性が、水面に突入する際の「相対速度」や「水着のさま」を動画像から解析し、その際の水面に対する相対速度から「水着に働く力」を計算する…というのがその概要です。

 その実験・計算結果は、水着の凸部に対して1平方cmあたり約190グラム重の力が掛かり、水着全体では約4キログラム重の力がかかる…というものでした。つまり、ウォータースライダーで「水着ポロリ」しないためには「水着に1.5リットルのペットボトルを2本ぶら下げてもズレない」くらいにキツく締めておけば良い、というわけです。

 それでは、その力(ウォータースライダーで「水着ポロリ」させる力)を低減させるためにはどうしたら良いかとか、その力が働く方向と水着構造の組み合わせによる「ポロリ」しにくさについての考察…といったことは、また次回書いてみることにします。