2005-12-30[n年前へ]
■ロマンティックな恋の有効期限は「一年間に限る」!?
Tech総研ブログ、平林 純@「hirax.net」の科学と技術と男と女にロマンティックな恋の有効期限は「一年間に限る」!?を書きました。イタリア・ワインで有名なパビアにあるパビア大学の研究者が言うことにゃ…という話です。
そういえば、「恋」と「変」はよく似ています。「恋をすると、少しいつもの自分と変わって、変になって」しまいますし、何より漢字がとても似ているので書き間違えそうになります。昨日の一文を書くときも、やっぱり「恋人」を「変人」と一瞬間違えそうになったくらいです。「恋心は変心してしまう」ものなのでしょうか…?
ロマンティックな恋の有効期限は「一年間に限る」かもしれない、というのです。今、付き合っている恋人たちにはちょっとイヤ〜な未来を予言する研究結果です。
■「個人主義」の前提
まだまだ続く「破り取ってポケットに入れたページ」の一枚が、「名将ファイル 秋山好古・真之」
「個人主義」の前提は、「人間は強く賢明かつ無欲で勇敢」と考えることである。しかし、日本軍は「人間は弱く、はかなく、欲張りで怖がり」との認識のもとに日清・日露戦争の間に戦友システムや将校の原隊制度を定着させた。この考え方は、日本社会に「仲間主義」を植えつけ、国力発展に大きく寄与することになったのだ。
■「他人(ひと)は他人、我は我、されど…」
「"好き"の反対は"嫌い"でなくて"無関心"」という言葉を眺めて、ふとこんなことを思いました。
好きと嫌いは確かによく似ています。「大嫌い」と「愛してる」がそっくりなのとよく似ています。その一方、「良かれ悪しかれ関心を持つ」という「好きや嫌い」ということと「関心を持たない」ということが「反対」だ、という感覚も理解できます。けれど、理解できる一方で、私自身は「好き・嫌い」と「無関心」が大きく違うと思いはしますが、特に「反対」だとも思わないのです。
…もう少し考えてみると、その「好き・嫌い」と「無関心」を結ぶ軸に、とりたてて「反対」というほどの価値を感じていない、というのが正確なのかもしれません。…少し反省を込めつつ振り返って考えてみると、「好き」にせよ「嫌い」にせよ、それは他人の気持ち・考えにもとづいるわけですが、そういうものに今の私はあまり興味も価値も感じていないせいかもしれません。もしかしたら、それは(何だか違う例えに聞こえるかもしれませんが)「モテ・非モテ(実はその意味すらよく知らない)」の話に全く興味を感じない辺りと同じ理由なのかもしれません。
とりあえず、他からの評価で「価値」を決めるのはPageRankくらいで十分かな、と思っています。他人の価値基準に納得すれば、それを自分の価値基準として消化してしまえば良いでしょうし、もしそうでないのなら、つまり他人の価値基準が自分と違って消化できないと感じるのであれば、その他人の価値基準で自分自身をわざわざ計ることもないでしょうから。