2007-07-17[n年前へ]
■電気通信科学館と走れコウタロー
大手町にあった電気通信科学館は、なぜか科学技術の楽しさに満ちていた。すぐ近く、秋葉原の外れ神田にあった交通博物館が、とてもつもなくレトロな昭和の空気を吐き出し(といっても、当時は昭和も真っ盛りだったのだが)、やはり近い上野にある国立科学博物館が、昭和どころか大正時代の匂いすら感じさせる古臭さだったのに、電気通信科学館は未来の世界を眺めることができたような気がする。
from n年前へ.
20年位前、東京駅近く大手町に電気通信科学館があった。他の科学館と違って、不思議に「科学と夢と芸術」の空気に満ちていたような気がする。 だけど、残念なことに日本電信電話公社がNTTに姿を変えた頃電気通信科学館は消えた。そして、残っているのはあの黒いビルだけだ。
さあ、最後の直線コースに入った。ああ、コウタローがでてきた。コウタロー速い。コウタロー速い。トップのホタルノヒカリが逃げきるか、コウタローかホタルノヒカリ、ホタルノヒカリかマドノユキ、あけてぞけさは別れゆく。