hirax.net::inside out::2008年11月27日

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2008-11-27[n年前へ]

ビル・アトキンソンの円描画の高速化 

 以前、Andy Heartzfeldの「Revolution in The Valley 」を読んだ。apple Macintoshが生まれる前後の物語であるこの本を読むのにはとても時間がかかった。それを言い換えれば、とても長い時間楽しめた、ということだ。

 たとえば、こんな一節がある。この数行で書かれていることが、どのように使われて、どのように効果を上げたのかを考えながら読んでいかなければならない。つまり、楽しいギミックがたくさん詰まっていて、そんなパズルを解き、読み進めるのに時間がかかるのである。もちろん、それはとても楽しいひとときだ。

「連続した奇数の合計は、常に次の完全平方になる」という事実を使い、Bill AtkinsonはQuick Drawの円描画を早くした。
1=1^1, 1+3=2^2, 1+3+5=3^2, 1+3+5+7=4^2

 「Revolution in The Valley
 さて、ここで問題です。Bill AtkinsonはQuick Drawは円描画のためにどのようなコードを書いて、どのくらいの高速化を実現したのでしょうか。