2009-03-18[n年前へ]
■「エスボード」の車輪構成メカニズム
スケートボードの進化版「エスボード」 に乗ってみた。エスボードは前後に1輪づつ車輪がついただけのスケートボードである。前後が容易にねじれるようになっているので、前後それぞれ違う角度にひねることができるようになっている。
実際に乗ってみると、安定して進んだり・あるいは曲がったりするために、体をどう動かしてよいかわからず、ほんの一瞬しか乗ることができなかった。エスボード(ジェイボード)をすいすい自由自在に操っているこどもたちもよく見かけるが、あれは、こどもだからできるワザで、大人には少し練習が必要なようだ。とはいえ、スノーボードなどに乗りなれている人なら、意外に自由自在に乗りこなすことができそうにも見える。
(下の貼り付けた動画のように)エスボードをひっくり返してみると、前後に1輪づつ付いている車輪の取り付け方に興味を惹かれた。単なる台車なのだけれど、その取り付け台座が後ろ側に向かって傾いているのである。この傾きがエスボードの操作性を容易にかつ安定にするために、重要であるのだろう。
そのエスボードの力学を計算してみるために、まずは、走るエスボードがどのように操作されているかを撮影してみた。それが、下の動画である。本来なら、自分自身で乗る感覚とともに計算をするのが良いのだろうが、残念ながらそういうわけにはいきそうにない。見ているだけなら、簡単に乗りこなせそうに見えるのだが・・・。