hirax.net::inside out::2012年09月30日

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2012-09-30[n年前へ]

”未来っぽい”セグウェイ風電動三輪車は最高だ!? 

 セグウェイ風電動三輪車に乗った警備員たちが、人混みの中を巡回していました。そのセグウェイ風の乗り物は、まるでセグウェイであるかのように見えるくらいですから、前輪と後2輪の間の距離=ホイールベースが非常に短く、「投影面積(フットプリント)」は人のそれとほとんど変わりません。そんな利点を活用し、私たちが人を避けて歩くのと同じように、混雑する中をヒョイヒョイ進んでいきます。

 そのセグウェイ風電動三輪車の構造は、モータ内蔵の電動自転車用タイヤが付けられているだけで、いたって普通の電動自転車です。「投影面積(フットプリント)が小さい」というセグウェイの利点のひとつは、複雑な技術を使わなくても、町にあふれる既存の安い部品でこんな風に組み立てることができるんだな、とちょっと新鮮に感じます。

 このセグウェイ風電動三輪車、ハンドルには前カゴも付いていて買い物にも便利そうですし、詰めて乗れば二人乗りも(頑張れば3人乗りくらいも)できそうな感じです。そして、フットプリントが小さいので駐輪スペースも最小で済みます。

 この”セグウェイ風”電動三輪車は「未来の乗り物」ではないかもしれませんが、安っぽくもほんの少し”未来風”な乗り物です。そんな、バッタもんな未来を眺めていると「未来を作るやり方は色々なんだなぁ」と楽しく感じます。

投影面積(フットプリント)が極小で使いやすそうなセグウェイ風電動三輪車投影面積(フットプリント)が極小で使いやすそうなセグウェイ風電動三輪車