2012-11-04[n年前へ]
■日本シリーズの”疑惑の危険球”を画像解析してみよう!? 第1回
日本シリーズ第5戦(日本ハム vs. 読売ジャイアンツ)で「危険球とすべきか否か」の判断が分かれたというニュースを見て、「近未来の日本シリーズ放映なら、こんなシーンの直後には、ピッチャーが投げたボールコースを立体的に実感・体感できる”プレイバック・シーン”が即座に再生リピートされているに違いない」と考えました。
たとえば、ボールの軌跡を、ピッチャーの視点から・キャッチャーマスクの内側から・あるいは、バットを手にしたバッターの視点から…投げられたボールの軌跡を360°周囲の世界からレンダリングしているに違いないと思います。
今日は、日本シリーズ第5戦の「疑惑のボール」の軌跡を画像合成して眺めてみました。もちろん、そのボールの軌跡は、シンプル過ぎるくらいの単純な放物線を描いています。そういった、ボールの軌跡形状や、(進行方向が変化しても)速度の時間変化は滑らかで小さい…といった、ごく単純で当たり前の物理制約条件を活用すれば、(たとえ一箇所の定点TVカメラから撮影したとしても)ボール軌跡を立体的に再現できるように思われます。…というわけで、今日は、(続 パノラマ画像で眺める「巨人阿倍の空中バウンド・ホームラン」の秘密!?で書いたMathematicaコードを流用して)「(2012年 日本シリーズ第5戦の)疑惑の危険球」をまずは眺めてみました。