2014-04-07[n年前へ]
■浮世絵の版木を彫るタッチで絵を描けばゴッホの絵画ができあがる!?
画家フィンセント・ファン・ゴッホは浮世絵収集家でもありました。そんなゴッホの筆使い、いわゆる”ゴッホ”な絵を描くようになってからの筆使いを眺めると、まるで彫刻刀で木を削り出した跡のような、版画の版木に残る「彫り跡」のように見えることがあります。
そこで、今日は歌川広重の東海道五十三次「庄野」を刷った版木の彫り跡を重ね合わせて、「一枚の絵画」にしてみました。画の流れに沿って流れるように筆を運ぶゴッホの画のような風景が、広重の版木から浮かび上がってくるかもしれない…と感じたりします。