2016-08-26[n年前へ]
■中国 深圳にある大芬油画村に行ってみた。
香港近く、中国 深圳にある絵画制作を盛んに行っているという大芬油画村に行ってみました。港鉄(MTR)東鉄線最終駅の羅湖駅から 深圳に入り、深圳の地下鉄1号線に羅湖駅から乗り、さらに3号線を乗り継いだところにある大芬駅まで行き、駅から歩いて10分弱の距離にある大芬油画村を散策してみました。
通りを歩くと、名画を絵葉書片手に油絵の具を使った複製作業をしている人もいれば、大判のインクジェットプリンタで印刷した下絵に色重ね作業をしているグループもいます。また、香港や世界各地の風景を描いた画を描いている人たちもいます。制作している絵画を眺めていると、人が欲しがりそう=買いそうな絵を刻々と生産しているように見えて、その需要と供給を結びつけているビジネスネットワークの仕組みを知りたい…と思わされました。「コピー絵画」というキャッチフレーズを付けられることも多い一角ですが、需要に応じたカンバン方式な絵画生産がされていそう…などと考えたりします。たとえば、香港の名所を描いた25号(803x652mm)くらいの油絵が、香港屋台で1000円ちょっとで売られていたりして「これは絶対売れるに違いない!」と思います。
ちなみに、油画村で見かけて約300円ほどで手にした油画をコンパクトデジカメで撮影し、遊びがてらリアリスティックに3次元化してみたのが右の画像と下の動画です。キャンバスに塗られた絵具の凹凸を眺めていると、リアルな「モノ」として手に入れてみたくなったりします。