hirax.net::inside out::2010年05月05日

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2010-05-05[n年前へ]

続 IronRubyと JavaScriptでMathematicaフロントエンドを書いてみる(修正してみる) 

 IronRubyと JavaScriptでMathematicaフロントエンドを書いてみる(修正してみる)で書いたコードをさらに使いやすくしてみることにします。といっても、私が書いたコードの「使いにくい」部分を、もう少しまともに「使いやすくする」というわけです。

 自分で使ってみて、一番最初に「使いにくい」と感じた部分は、ボタンを押さない処理が行われない、というところです。そこで、昨日のコードに付属する"index.html"中の<input type="text">の部分を、

<input type="text" name="q" id='q' size=100 onChange="calc()">
というようにしてみます。こうすると、テキスト入力部でEnterキーを押したときにも演算処理がされることになります。つまり、普通にMathematicaのフロントエンドを使うような感覚で数式処理をすることができるようになるわけです。

 プリポストプログラムを作るのは、自分の書いたコードが「見た目」や「動き」に直接反映されるので、わかりやすく楽しいものです。…というわけで、(私と違い)JavaScriptを使い慣れている人、あるいは、(私と同じく)JavaScriptを使い慣れていない人でも、こんな具合で、色々いじってみると楽しいかもしれません。そして、斬新なフロントエンド環境を作ったりしたならば、その楽しさをおすそ分けして頂ければ幸いです。