2014-02-25[n年前へ]
■「動物学」とか「人類学」とか、何かの「価値」とか「力」とか
もう全く時間がなさ過ぎで(けれどお仕事たまりまくりで)リンダ困っちゃう…というわけで、最近のつぶやきをまとめてみる。
ヒトの脳をフルに回転させると最大発熱量が43Wくらい、Core i7 2.5 GHzくらいか…。血液でガンガン液体冷却しないと、あっという間の頭アッチッチで熱暴走ブルースクリーンだ。
「締め切り前が襲ってくると120%の力をオレは発揮できる!」というGORO man さんの tweet を読む。「そういうものかも」と思いつつ連想したことが、生物の進化における「前適応」…その締めきり前に、120%−100%=20%の何かの力を(締めきり前の時点で)獲得して蓄えてたいたんじゃないかと思う。
で、たとえば進化途中の人類が、寒冷化などで生活困難になる環境をどう乗り越えてきたかというと、その前に獲得していた能力を(その環境を乗り越えるために)上手く活用してきた…という具合。そして、そんな何度も繰り返された「火事場 by GORO manさん」ならぬ寒冷期が来るたびに、人類は大きく進化と飛躍を続けてきた…とか。
だから、というわけじゃないけれど…たとえば「技術や産業や市場構造が変わる!」なんていう時代が訪れている時は、その瞬間から何をするかが問題ではなくて、その前に獲得した「何か」があるかということが、多分大切なんだろうと思う。
「京大動物学教室の名物教授にして滋賀県立大学初代学長だった故日高博士」…という名前をきっかけに思い出したのは、日高先生の動物学レポート課題「クジラは魚類か哺乳類か、考えを述べよ」
あれは深い課題だよなぁ…と繰り返し思う。(続く)
「クジラは魚類か哺乳類か、考えを述べよ」という問題は、「何のために(どう)動物分類をするのか、キミ自身の動物分類学を構築せよ。そして、何のためにキミの動物分類学は存在しうるのか、その意味・価値を(キミ自身の存在をかけて)他人が納得しうるよう主張せよ」という問題だったんじゃないか…と思う。