hirax.net::inside out::2003年09月21日

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2003-09-21[n年前へ]

今日見た夕日 

 秋になって湿度も低く過ごしやすくなってくる。湿度が低くなると、それに従って雲の高さが高くなっていく。それは、夏の低い雲に慣れた目からするとずいぶんと空が高く感じられるようになる。

 そして、そんな秋の空と言えばやはり夕焼けが一番似合うに違いない。今日はそんな秋の夕日が新潟から「 今日見た景色」宛に送られてきています。そういえば、次の「できるかな?」はそんな茜色の景色の話にする予定でいます。

今日見た景色 

ふたたび日曜日が そうしてふたたび月曜日がふたたび曇り ふたたび晴れしてその先に何がある?谷川俊太郎 「今日」
 この詩についての考察を読みながら、「どれも、みんな、今日見た景色」を思い出す。
いつも、「今日」という日を過ごしているはずなのに、その日見た景色が「今日見た景色」でなくなっていくのは少し不思議なことです。とはえ、「昨日見た景色」が「今日見た景色」と違うわけではないし、景色を眺めている私もやっぱり同じ私です。だから、やっぱりどれも「今日見た景色」だと思うのです。