2005-07-03[n年前へ]
■加速度センサ@東芝Tablet PC
東芝が発売しているTablet PC上で、加速度センサの値を使用した例を探してみた。すると、Making sense of the Tablet PC Accelerometer: WinGimcanaというものが見つかった。このアプリケーション自体は加速度センサの値を得るようなことはしていないのだが、東芝のTablet PCに付属しているInputSyncというユーティリティを使って、PCの傾斜に応じて動くアプリケーションを実現している。
InputSyncは傾斜に応じてカーソルを動かすユーティリティであり、任意のアプリケーションに対してそのカーソル駆動を適用させることができる。だから、アプリケーション側からすれば、単にカーソルに対する反応を記述するだけで、(結果として)加速度センサの値に応じた動きをさせることができる。
しかし、InputSyncを使った場合には、東芝のTablet PCが搭載する6自由度の加速度センサの値のうち2軸の値しか活用することができないとか、高速度の値取得ができないなどの不都合な点がある。ユーザー・インタフェース用としては、高速度の値取得はできなくても構わないし、最悪2軸入力でも悪くはない。とはいえ、せっかくなのでもう少し調べてみることにする。