hirax.net::inside out::2009年10月28日

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2009-10-28[n年前へ]

「引っ越し」と「宅急便で配達される送付物」 

 昨今、「宅急便で配達される送付物」が一般的になりました。郵便局が取り扱うのではなく、宅急便会社が送付する小冊子や通知物などが増えています。競争原理のおかげで、配達料金を抑えることができるのは便利ですが、その一方で、引っ越しなどを行うと結構大変なことになります。郵便局に住所変更の届けを出しても、もちろん宅急便会社のデータベースには反映されません。宅急便会社に住所変更(転送手続き)をすれば…といっても、宅急便会社もたくさんありますし、調べた限りでは、会社によっては「転送」という仕組み自体がないところもあるようです。

 先日書いた、無料の「ネット記事」を読むなら、無料の「GRAPHICATION」も読みませんか?GRAPHICATIONも、宅急便経由で送付される雑誌です。この雑誌を私に紹介し勧めてくれた人と話していると、「最近、GRAPHICATIONが送られてこない」と言うのです。その人は、一年ほど前に引っ越したのですが、WEB上からできる届け先変更をしていなかったわけです。

 さて、雑誌GRAPHICATIONの良さを、何年も前から繰り返し書いてきましたから、GRAPHICATIONの無料定期購読の申し込みをすでにされて、読んでいるという方も多いかと思います。
 もしも、購読をし始めてから引っ越しをされた方、あるいは、引っ越しをされる方がいらっしゃれば、ぜひWEB上からできる届け先変更をしておきましょう。あの良い雑誌を読めなくなってしまうのは、損以外の何物でもありませんから。

 それにしても、さまざまな企業が「配達」ということを取り扱うようになると、コストというメリットがあると同時に、もちろんデメリットも生じます。今回のような「引っ越し」と「宅急便で配達される送付物」に対しては、どのような解が最適なのでしょう。あなたが思う「解答」はどんなものでしょうか?