2013-02-11[n年前へ]
■「風速60kmの疑似おっぱい」を感じる大仏の掌を真面目に計算してみよう!?
十数年前、「風速60kmは疑似おっぱいの感触か?」という大問題を追いかけました(参考:オッパイ星人の力学 仏の手にも煩悩編、擬似オッパイに関するhiraxの関係式)。そして、疑似おっぱいの感触を説明するために必要な科学について学びました(たとえば、ナヴィエ・ストークス方程式は疑似オッパイのパラドックスを解決するために登場したといった歴史的経緯など)。
その時は、疑似おっぱいの感触を感じる掌周りの空気流を計算するために、「指周囲」の流体計算をしました。しかし、それでは不十分極まりない!と反省し、今日は「風速60kmの風に疑似おっぱいを感じ取る掌」周りの空気流を3次元で計算してみました。計算対象の掌は、(十数年前の前回と同じように)ビッグな東大寺の大仏さまの掌サイズです。
計算のようすが、たとえば上の画像です。掌の周り(特に後方)で空気がうずまき、掌の前の部分では空気圧が高まり、掌の後方では空気圧が低くなっています。
計算結果を簡単にまとめると、”風を受ける掌の前後で50パスカルの圧力差が発生し、その圧力差が大仏の掌に与える力はおよそ50ニュートン…つまり風速60km/hの風は大仏の掌に5kgの重さを感じさせる”という具合です。
(大仏の掌)一個あたり5kgの疑似おっぱい…。私の知る限りでは、Gカップが一個あたり1kgナリです(松坂季実子主演のビデオ内で行われた実験にもとづく)。ということは、大仏の掌に風速60km/hの風をあてると、大仏はGカップ5個分の疑似おっぱいを感じていることになります。
風速60km/hは東大寺の大仏なら、Gカップ5個分の疑似おっぱい、これが今日の「得する豆知識」です。