2003-02-23[n年前へ]
■「言葉」をあやつる魔法使い
今日の「わきめも」はとてもお勧め。わきさんの文章の中には、しばしば「日常生活」の中にある「不思議な異世界への入り口」が姿を現すのである。このリンクから「わきめも」に飛ばない人がいたら、それはとてももったいないので、まずはこんな一節を読んでみて欲しい。
電車に乗っていると、女子高生達がなにやら盛り上がっている。友人やら、誰それのカレシやら、先生やらをこけおろし、最後に 「ありえなーい」の大合唱で締めくくっている。 「...ちゃんの化粧ってさあ、...」 「ありえないよね」 「ありえなーい(合唱)」 ...なんとも恐ろしい会話である。すべてが却下されるのである。私は突然、彼女達に指を指され、「ありえなーい」という合唱を浴びる光景を想像した。 しかしもちろん、そんなことは起こらなかったが、ターゲットは意外なものに向けられた。電車が東小金井駅に近づくと、誰かが言った。 「東小金井ってありえないよね。」 「ありえなーい!(合唱)」何の理由もなく東小金井は彼女達に却下された。 電車はゆっくりとスピードを落とし、有り得ない東小金井駅に到着した。何人かの乗客が否定された街に降りていった。わきさんが、いきなり理由も無く却下され存在自体を否定されなくて本当に良かったとしか言いようがないのである。そして、恐ろしい会話なのだけれど、何故かその女子高生達はとてもイキイキと色鮮やかに響いてしまうのである。さらには、否定された街に降りていく人々がまるで実体を失った影に見えてしまうから不思議なのである。
まるで、その女子高生達が不思議な魔力を持つ魔女達で、街や人やあらゆるものから実体を抜き取り、それらのものや人をこの世から消しゴムで消していくような不思議なミステリなのである。
■ブラジャー・カップ解体新書 - オッパイ星人のJIS規格 -
ブラジャー・カップ解体新書です。ブラジャーのサイズ合わせって大変そうだなぁ…。机上の想像で計算するのも大変なんだけどね。いや、ホントに。
■CHOYA梅酒のCM
CHOYA梅酒の、少しやすらぐ心地のテレビコマーシャル。おばあちゃん役の素人さんは、撮影場所となった家に住んでいるおばあちゃん。
■ノーコメントということにしておこう
うむむ、オソロシや…。from 今日のなんでやねん