hirax.net::inside out::2007年11月25日

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2007-11-25[n年前へ]

しあわせさ~ち 

 「探したい幸せはなんですか?」という、たった一つの幸せ検索 Sachi - しあわせさ~ち -  検索キーワードをリアルタイムに電光掲示板に映し、「ユーザーが探しているしあわせ」を探して画像配信する。

しあわせさ~ち変わった検索サイトの「しあわせさ〜ち」を公開しました 秋月VFDグラフィックディスプレイモジュール電光掲示盤にテラおそく流すためのレシピ「USB電光掲示板」開発計画三次元電光掲示板






暖かい日 

 少し暖かくとても眩しい太陽を、ずっと眺めながら走る。水平線と太陽を眺めながら、「水平線と二つの太陽」「ラーメンと蕎麦のシズル感」という、ひたすら日常の隅にある光学問題を考える。

実実実海辺海辺河口河口






「インベンション」と「イノベーション」 

 「研究者」と「経営者」の違いの話を聞いた後に、場所を移して、少し長い時間、色々な話を伺った。その時、研究者からすると「新しい発見」≒「イノベーション」と思いがちだが、経営者からすると、「新しい発見」≠「イノベーション」だという話を聞いた。

 宮原 諄二 教授の『「白い光」のイノベーション』(朝日新聞社)を読んでいると、 ジョセフ・シュンペーターの著作を挙げながら、「新しい何かを取り入れたり、既存のものを変える」イノベーションは、インベンション(発明)とは違う、という一節があった(p.31辺り)。この「インベンション(発見)」≠「イノベーション」だということは、まさに「研究者」と「経営者」の違いの的確な言い換えであるように思える。つまり、研究者がインベンションを追求する存在であるならば、イノベーションを追求するのが経営者あるいは企業者(起業者)だ、ということになる。

 インベンション(発明)が市場や社会と共鳴してイノベーションが生まれるように、インベンションがイノベーションのきっかけになることはあっても、決して「インベンション(発見)」=「イノベーション」ではない。そういった事実は、市場や社会のニーズ、つまりは消費者の「欲求」が形として見えにくい現代だからこそ、重要な点だろう。

エンジニアは経済学とどう付き合ってきたんですか?ジョセフ・シュンペーター「イノベーション」と「インベンション」