2004-07-19[n年前へ]
■コピーの時代
昨日、四条河原町を歩いていると、古本屋のドアに貼られた「コピーの時代」と書かれたそのチラシにふと目を惹かれた。
「現代の私たちの日常生活には多種多様な『コピー』が満ち溢れています」という言葉は、新しくなくむしろ少し古くさい視点のようであるような、そんな風にも感じられるけれど、だけど、そのチラシが貼ってあるのが京都の古くさい古本屋のドアとなると、それは絶妙に素晴らしい。貼ってある場所に何だかとても似合っていて、それは何かを象徴しているようにすら感じられる。
そのコントラストがあまりに気に入ったので、琵琶湖近くにある滋賀県立近代美術館に行ってみた。ふと、(だけど強く)思ったことは、こんな「コピーの時代」という展示であれば、カメラ付き携帯も含めて、色んなカメラでの「写真撮り放題」を奨励しても良いのじゃないかな、ということ。撮影禁止ではなくて、禁「撮影禁止」であっても良いんじゃないのかな、ということ。
色んな人達の著作物の「コピー」をした著作物の価値を展示するのであれば、入館者達の「色んなコピー」を禁止するという行為は何だか自己否定のような感じがする。「色んなコピー」を逆に奨励したりした方が、そしてその「色んなコピー」と比較したりしてこそ、展示物の価値を再認識できるようにも、ふと感じてみたりする。
現代の私たちの日常生活には多種多様な「コピー」が満ち溢れています。昨今のめざましいコンピュータ技術の進歩により本物と寸分違わない精巧な写真や印刷物の複製が次々に生み出され、さらには遺伝子操作によりクローン羊が登場するなど、その勢いは今後ますます加速するように思われます。「コピーの時代」 滋賀県立近代美術館
■奇想天外な宿泊プラン
鬼怒川温泉「佳祥坊 福松」の奇想天外なプランの数々。「キリスト教信者に限り、夜食にラーメンをサービス」というクリスチャンはラーメン プランや、「宿泊の際に修士論文もしくは博士論文をお持ちください。(コピー可)一冊のみ2000円で購入いたします」という高学歴者プラン(優越意識プラン)や、「内藤様または斎藤様に限り、夜お休みに成られる前にお部屋に熱燗をお持ちいたします。熱燗が苦手な方は、ホットミルクをお届け致します」というグット内藤!お休みな斎藤!プラン。そして、「プランが多すぎて『おまかせします』プラン 」なんていうものもある。 from 踊る大捜査線FANSITE
■「寺田寅彦の学位論文の誤りについて」
d2004経由で、寺田寅彦が尺八の音響工学を研究した学位論文にまつわる「寺田寅彦の学位論文の誤りについて」を読む。「非線形鶴亀算」など他の数々のページも面白い。
そして、暑い日が続く日には、ビールがうまい!CGIで遊んで、その分のビールを飲むのも面白いかもしれない。
■WinExpose改めWinPLOSION
WindowsでMacOS XのExpose機能を実現するWinExposeのサイトが消えたなぁ、と思っていたら、いつの間にかWinPLOSIONという名称になっていた。似た機能を実現する他のソフトウェアExposer for WindowsやiEXやXPoser(with Sources)も後で調べてみる。
■「カリキュラマシーンのテーマ」「河内のオッサンの唄」
カリキュラマシーンのテーマ。知らない人のために書くと、東京スカパラダイスオーケストラとADIEMUS(アディエマス)がセッションをしている感じ。全然関係ないが、ウルフルズが演奏する「河内のオッサンの唄」を聴いてみたい今日この頃。あっ、あとあのねのねの「ネコニャンニャンニャン」をフリッパーズギターにもリクエストしたいところ。
おー よう来たのワレ
まあ上がって行かんかいワレ
ビールでも飲んで行かんかいワレ
久しぶりやんけワレ
何しとったんどワレ
早よ上がらんけオンドレ
何さらしとんどやんけー
やんけー やんけー やんけー
そやんけワレ。
ワレー ワレー ワレー
そやんけー。
「河内のオッサンの唄」 ミス花子