2000-07-24[n年前へ]
2001-07-24[n年前へ]
■ピンホールフォトキット
がんばれ、ポラロイド。デジカメ買うの止めてこれにしようかな。だってフィルムが手元にいっぱいあるんだもの。(リンク)
2003-07-24[n年前へ]
■Everyday, everyday, everyday I write the book
And I'm giving you a longing lookEveryday, everyday, everyday I write the bookChapter One we didn't really get alongChapter Two I think I fell in love with youYou said you'd stand by me in the middle of Chapter ThreeBut you were up to your old tricks in Chapters Four, Five and Six今日のBGMはElvis CostelloのEveryday I Write The Book 。
■今日の連想 杉山登志
リッチでないのにリッチな世界などわかりませんハッピーでないのにハッピーな世界などえがけません「夢」がないのに「夢」をうることなどは・・・とても嘘をついてもばれるものです1973/12/12 杉山登志時には、ウソがマコトになることもあるしね…。それはともかく、資生堂の経営ポリシーが当時"Rich"だったというのは本当だろうか?
■デジカメ写真日記の製本サービス
ページ数は16ページと32ページの2種類から、というデジカメ写真日記の製本サービス。値段は、16ページ版が1950円、32ページ版が2700円。ちょっと高いかな?
■ConverMatrix RubyでMatrixのアレっぽく画像を変換してみる
先日紹介したMatrix Viewerのようにランダムに並んだ文字の濃淡を変えて画像を表現するテキスト(画像)をRubyスクリプトで作るMatrixのアレっぽく画像を変換してみる。ところで、このスクリプトちょっと変えて
ruby matrix.rb imagefile.bmp 入力テキストファイル > output.htmlって変えてみませんか?ランダムな文字じゃなくて、指定の文字列(文章)で画像を表現するっていう風にもできるようにする、という風に。どうでしょう?
■Webサイトの読みやすさ診断ソフト
「Webサイトの読みやすさを診断---富士通がソフト配布」という記事。富士通が考える読みやすさの指針はここに。
2004-07-24[n年前へ]
■手作りヌーブラを作る
シリコーンゲルを使って、自分だけのヌーブラを作る。
記事中には「シリコンを使ってヌーブラを作る」と何度も書かれているが、「シリコン」と「シリコーン」では大違い。「シリコンで作られたヌーブラ」があったら、いくら何でも堅すぎるに違いない。シロコン・ウェハーでintelが作ったら、ビックリだが。
■デザイン・カプチーノ
こんな感じの色んなデザイン・カプチーノ。そんな全国のコーヒーアートを眺めてみると、自分でもそんなラテ・アートを作りたくなるかも。
よく眺めてみると、(右上に貼り付けた)ジブリ美術館のものはデザイン・カプチーノではなくて、シナモンか何かの粉末で描いてあるんですね。模様を切り抜いた型紙があって、その上からシナモンか何かを振りかけているのかな? コーヒーへシナモンでガリバン印刷をしている感じなんでしょうね、きっと。何だか大量生産の歴史を眺めているみたいですね。
ナンシー関の似顔絵で型紙を作って、会社のコーヒーショップで試してみようかな。日替わり芸能人をシナモンや抹茶で描いたコーヒーを飲んでみようかな。というわけで、試しにナンシー関描くムッシュかまやつで挑戦してみる。こんな、大量印刷の似顔絵付きシナモンコーヒーって流行らないかな? 面白いと思うのだけれど。
■ゼログラフィー・アート
滋賀県立近代美術館の「コピーの時代」に興味を持った人はArt on the webのコピーとアートについての関係も読んでみると面白いかも。ちなみに、トナーという粉体を使うため、「ゼログラフィー(xerography)という名前はギリシャ語のxeros(粉体)に由来する」というのが全然役に立たない豆知識。
■可愛いポンデライオン
ポンデライオン。犬好きでなくても、動物ギライでも可愛く感じるんじゃないかな。もちろん、ミスタードーナツが好きなおこちゃまは必ず見ること。
■幕末の詩歌
新撰組!などを観たり、色んな時代劇を観たりする人にはとても面白そうな幕末の詩歌。高杉晋作の辞世の句は
おもしろき こともなき世を おもしろく途中で終わってしまったこの句の後半には、一体どんな言葉が続いていたのでしょうね?
この上の句に対して、高杉晋作を看取った野村望東尼が付けた下の句は
住みなすものは 心なりけりそして、それに対する高杉晋作の感想は「…おもしろいのぉ」 高杉晋作が「心次第で」なんていう下の句を付けるとは思えないけれど、「おもしろいのぉ」という感想を語ったというところがおもしろいように思います。「おもしろきこともなき世を おもしろく、すみなすものは (他)人なりけり」というところでしょうか。
■WindowLister
MacOS XのExpose機能を実現するソフトの一種のWindowLister。 from Going My Way
2005-07-24[n年前へ]
2006-07-24[n年前へ]
2007-07-24[n年前へ]
■CodeName "Looks Good"
"Looks Good"と仮の名前で作業していたRailsアプリの名前を、ようやく見つけた。名前が見えれば、自然とイメージが見える。そして、方向性が決まる。あとは、そのイメージを忘れないようになぞってみる。
可能性が1%でもある限り、おれは全力を尽くす。 石田純一
目的があるから、弾丸は速く飛ぶ。 中畑貴史そして、 n年前へで見た言葉。
おもしろき こともなき世を おもしろく 高杉晋作
住みなすものは 心なりけり 野村望東尼
おもしろいのぉ 高杉晋作
リッチでないのにリッチな世界などわかりません杉山登志
And I'm giving you a longing lookEveryday, everyday, everyday I write the bookElvis Costello
おもしろきこともなき世を おもしろく、すみなすものは (他)人なりけりというところでしょうか
時には、ウソがマコトになることもある。資生堂の経営ポリシーが当時"Rich"だったというのは本当だろうか
2008-07-24[n年前へ]
■今井功の「当然!」「○」「?」
(「物理の散歩道」などの著作活動をし続けたグループ)ロゲルギストの一人が、流体力学を専門としていた今井功(I2)だ、敬称を略しているのは、そんな敬称が必要ないくらいの人だから、である。「初心者向けに書かれた電磁気学解説文」に対して、その今井功が鉛筆で添削をしたものを見た。
「電磁気学解説文」を読みながら、今井功の鉛筆直筆の書き込みを追いかけた。その直筆コメントを追いかける作業が、本当に面白かった。たとえば、どんな部分に下線が引いてあり、その横に「マル」が付けられているのか、とか、どういった部分にはダメ出しをしているのか…というようなことを推理していくのがとても楽しいのだ。
ちなみに、右の画像は今井功が鉛筆で書いた「当然!」と「○」と「?」である。「当然!」と書いてあるのは、数値的に誘電体に働く力を解析した結果について述べた部分である。その結果が今井功にとって「当然!」なのだろう…と思ったり、「お手軽」とか「大雑把には」という部分に「○」が付けられていることに不思議に納得したり…と、実に面白い体験だった。読んでいくうちに人の姿が浮かび上がってくるような、秀逸なミステリを読んでいる気持になった。
「わからないこと」を無理してわかろうとしない方が良いんだ「わからないこと」というのはたいていどこかおかしい。
今井功
私が見た今井功の鉛筆コメントは、氏が亡くなる2年前、2002年のものだった。家ではホームズやポワロ、ミス・マーブルのテレビが好きだったという今井功は、亡くなる直前まで「トイレットペーパーを一番上手くちぎる方法」や「点滴がどのような機構で制御されているのか」といった身の回りのことへの観察や解析をし続けていた、という。
数値で語れなければ、プロとは言えない。
今井功
2009-07-24[n年前へ]
■「わかりやすい文章」を書く方法
サーバ整理をしていたところ、(自動書きこみロボット対応が面倒で閉じて)PukiWikiに前に書いた文章群が出てきました。その文章群の中から、今日は「わかりにくい文章を書く方法(本当は「わかりやすい文章を書くにはどうしたら良いか」という試行錯誤の記録)」を書き直しておきます。
「わかりにくい文章」の例と対策
言葉が足りない:主語がない
日本語では主語がなくても一見不自然に感じない。
しかし、それでは自分が考えていることを人に伝える場合には非常に曖昧になってしまう。だからこそ、主語は省略せずにはっきりつける。
言葉が足りない:比較をする言葉を使いながら、比較対象や比較基準が書かれていない
たとえば、「良い傾向」という言葉は、どういった基準どういった視点で「良い」のかが書かれていなければ意味不明になる。あるいは、比較対象は何なのかがわからなければ、主観的としか言いようがない言葉になる。
説明者・書き手がどういう視点から眺めているのかを、明示しよう。聞き手・読み手に判断を任せてはいけない。以心伝心なんか幻想でしかない。
ちなみに、説明者・書き手自体が視点をはっきり設定していない場合(考えていない場合)にこんな症状が出がち。
言葉が足りない:「比」較をする言葉を使いながら、その「比」が書かれていない
「精度」のような「比」を意味する数字が出てくるのに、その比較対象を意識していない。「ノイズの大きさ」と言うなら、「シグナルの大きさ」を出さなきゃ意味がない。
→「20cm定規で東海道五十三次の距離を計る」のと「20cm定規でミトコンドリアの大きさを計る」のは全然違う。
言葉が足りない:数字に単位がついていない
何を基準・単位とした「数字」なのかをはっきり意識する。
口頭で喋る時にも、単位は必ず言う癖をつける。
言葉が足りない:「その言葉で何を意味しているのか」が曖昧でわからない
言葉・単語の意味をきちんと定義せずに使うと、この症状が頻発する。
対策は、「言葉の意味ははっきりさせる」。「言葉の意味をはっきりさせる」ためには、他の言葉で言い直すことができなければならない。なぜなら、「言葉の意味を(言葉を使って)はっきりさせる」ためには…、当然他の言葉で説明するわけですから。
「他の言葉で言い換えられない」=「理解していない」
Aさん: 「○×△**○×」
Bさん: 「他の言葉で説明してみてもらえます?」
Aさん: 「…」
この場合、Aさんは「自分が語ろうとしている内容」の説明ができないだけでなく、本当のところは「自分が語ろうとしている内容」をきちんと理解していないことがわかる。
典型的な「理解が足りない会話」
Aさん: 「○×△**○×」
Bさん: 「そういうことですよね」
Aさん: 「…」
本来であれば、BさんはAさんの語った内容を「自分の言葉で置き換えて話して、自分の受け取った内容=相手が話したつもりの内容、であるかを確認」しなければならない。しかし、「そういうこと」なんて表現で相手の語った内容を言ったつもりになっているのでは…、BさんはAさんの語った内容を理解していないことは間違いない。
話が整理されていない:同じ内容のことが意味なく繰り返し書かれている
同じ内容が必要なく繰り返され、本来必要なことが書かれていない文章がよくある。このようなことが起きるのは、(問題)質問に対する「答」が「質問(問題)内容」と同じになってしまっているケースが多い。これは、表現の仕方の問題ではなく、考え方自体の練習が必要。
例:
:
質問:「動作速度が速いソフトウェアを作るにはどうしたら良いですか?」
答:「動作速度が遅くないソフトウェアを作ります」
論理が飛躍する
技術者が書かなければいけない文章は散文詩ではない。「ワープ」が許されるのは宇宙戦艦ヤマトの「帰り」だけ(古い)。一歩づつ「(文章の)視点」の移動はすべき。内容が「飛ぶ」と、読者は絶対に(文章の)内容を追いかけられない。
まずは…、文はできる限り短く、から始める。論理を飛躍させないためには、形から入るのも有効。
簡単な文を積み上げないと、複雑なことは説明できない。「複雑」なことをしたければ、「簡単」なことをやる。「簡単」なことができないのに、「複雑」なことができるわけなんかない。簡単ができなければ、複雑なことは絶対にできない。
機械的に自分の文章をチェックしよう
中身を読んだり理解したりする必要はない。「主語のない動詞(名詞)」「比較対象が書いてない比較」「何の視点からが書いていない形容詞」があるかを機械的にチェックしよう。
もし、そんな「言葉」が入っていれば、そこを直したり補足したりする。すると、自動的に、内容がわかりやすくなるはず。
足りていない情報について考えよう
「自分の書いたもの」の中に、「自分が気づいていない長所」なんか絶対に隠れていない。もし、そんなものがあったとしても、「自分が気づいていないもの」を自分で見つけ出すことはまず不可能。
「自分の書いたもの」の中から自分で見つけ出すべきものがあるとしたら、それは「自分の気づいていない短所」である。「自分の書いたもの」を眺めるときは、そこから「良いところ」を見つけ出すのではなく、悪いところを見つけ出すことに注力する。
文章から「悪いところ」が少なくなってくると、文章のS/N比(良いところ/悪いノイズ)が上がることで、「良いところ」が他の人(や自分自身に)に見えてくるようになる。
章・節の「タイトル」は名詞句でなく一文で書こう。
(少なくとも最初のうちは)タイトルは名詞句でなくて、簡潔な一文にすると判りやすい。すると、タイトルを並べたアウトラインが(自動的に)要約文になる。そのタイトル要約文がわかりやすくなるようにすれば、全体の構成が良くなる。それだけでなく、その章・節で書かなければいけないことを、自分自身がよく意識することができる。もちろん、文章を読む人にとってもわかりやすい。
2010-07-24[n年前へ]
■「UVインデックス」って何だろう!?
夏の日差しが強く感じられる毎日が続いています。太陽の光が肌の中に入り込んでいくことを、日焼けしていく肌の痛みとともに、感じさせられるような毎日です。
日焼けのもとにもなる紫外線の人体への影響の指標にされるのが、UVインデックスです。たとえば、今日の日本各地のUVインデックスは右図のような具合だったようです。緯度が低く赤道に近い地方は、太陽の日差しが強くUVインデックスは高い値を示していたりしますし、あるいは、標高が高く空気が綺麗な地方も比較的高い値になっていたりします。
ところで、「さて、UVインデックスとはどのようなものなのだろう?」とふと疑問に思いました。そこで、簡単にまとまっているこのスライド(PDF)を眺めてみると、これが面白いのです。
UVインデックスとは、「(さまざまな波長の)紫外線の各強度」と「それぞれの波長の紫外線が人に与える影響」を畳み込み(掛け合わせ)、そしてその結果を積分したものを定数で割ったもので、しかも、その「それぞれの波長の紫外線が人に与える影響」というものは、国際照明委員会(CIE)が定義したCIE作用スペクトルである、というのです(具体的な算出はこの辺りを参照のこと)。
そういえば、色の計算をする際にも、まったく同じような計算をしたり・その結果の指標を使います。そして、そのような場合にも、光の波長に対する人間の視感度などは、国際照明委員会(CIE)が決めたものを使うのです。しかも、同じ指標値でも、人がそれぞれ異なる個性を持つ以上、日の焼け方や光の見え方といった、それらの感じ方が異なるということも同じです。色んな光を人がさまざまな部位で色々な感じかたをする。その具合が、国際照明委員会(CIE)という同じ場で決められている、ということが何だかとても面白く感じられる晴れた週末の日暮れ前、でした。
1 * UVインデックスは、ISO/CIE(国際照明委員会)の紅斑紫外線量から求めた指標です。紫外線に対する 皮膚の反応は、メラニン色素の量やスキンタイプなどにより一人一人異なります。ここに示したガイドラインは あくまでも大まかな目安であることに留意してください。 環境省 紫外線保健指導マニュアル(平成16年4月)
2011-07-24[n年前へ]
■IronRubyからKinectを使ってみる(OpenNI / OSX編)
RubyからMicrosoft Kinectを操作(制御)してみたくなったので、OpenNI(Ver1.1)の.NETバインディングを使い、IronRubyからKinectを操作するコードを書いてみました。たとえば、下に貼り付けてみたのは、IronRubyから深度データにアクセスするコード例です。
require 'OpenNI.net' include OpenNI require 'XnVNite.net' include NITE include System::Reflection include System require 'pp' CONFIG_XML_PATH="SamplesConfig.xml" @context=Context.new(CONFIG_XML_PATH) @depthGenerator=nil @depthGenerator=@context.FindExistingNode(NodeType.depth) status=@context.WaitAndUpdateAll() depthMetaData=@depthGenerator.GetMetaData() pp [depthMetaData.XRes, depthMetaData.YRes] pp @depthGenerator.DeviceMaxDepthこのコードを実行すると、深度画像のXYサイズと最遠距離が、次のような具合に表示されます。
[640, 480] 10000
動作テストはOSX上で行いました。つまり、OSX に.NET環境であるMonoをインストールし(もちろんOpenNIもここに書いてある手順に沿ってインストールし)、その上でIronRubyを動かしています。当然、Windows上でも動くと思いますが、動作確認はしていません(Windows側にはMicrosoft Research Kinect for Windows SDK betaをインストールしているので、OpenNIを入れていないのです)。
RubyでKinectの操作・制御をする…というのは、必ずしも「上手い組み合わせ」ではないかもしれません。けれど、上のようなrubyコードを書くだけで「高度なセンサ群の塊であるKinectからデータを取得できる」となれば、面白く遊んでみたくなる人も多いのではないでしょうか。「Microsoft Xbox 360 Kinect センサー 」を買って、ずっと前に想像していた未来に来た気分になってみるのはいかがでしょうか。