2000-06-28[n年前へ]
■うさぎとかめ
契約しているケーブルテレビインターネットの宣伝文句。確かに。ここ数ヶ月、10分に一度はルーターが落ちる。うさぎは寝ちゃうから、かめの方が速いって言いたいのかな?困ったものだ。おぉ、今のスピードなら黒柳徹子の早口の方がよっぽど速いぞ!(リンク)
2001-06-28[n年前へ]
■今日のモザイク
今日の研究者からのメール。「やり方次第では「この先」も望めそうなのですが、根っから文系の私には理詰めで考えていく余地が残されておらず、ここが限界でした。また何よりも作業途中で、モザイクがかかった状態の画像を「縮小すると、なんだかすごくよく見える」ということに気づいてしまい、制作意欲をごっそりと剥がれたという理由もあるのですが……。」とのこと。リンク先はあくまで18禁です。ハイ、絶対に18禁です。(リンク)
2002-06-28[n年前へ]
2004-06-28[n年前へ]
■技術者のためのプレゼンテーション講座
朝、配布用原稿書きがとりあえず終わる。原稿にオマケとして載っけたコーヒーブレークの一部を(後ほど)PDFにでもして、ここに貼り付けておきます。結局、配布用資料はA4雑誌スタイル(文章みっちり)でトータル34ページ程になりました。
また、以前精密工学会の講習会に参加された方には、(これも後ほど)今回の配布資料の全文章がアクセスできるようにしておきます。なお、サイズを小さくしたバージョンでもトータル20MBほどあるPDFですのでご注意下さい。
■人はなぜウェブ日記/ウェブログを書き続けるのか
はてなのアンケートを用いて行われたアンケートの結果に基づく「人はなぜウェブ日記/ウェブログを書き続けるのか(PDF資料)」.
2006-06-28[n年前へ]
■加熱用の点滴と生食用の点滴
ゴールデンウィークに続き、またしても疲れが溜まり、扁桃腺が腫れて高い熱が出た。病院に行き、一時間ほど点滴を受けながら、点滴の液体が入っている袋をぼんやり眺めていると、「生食」と大きく書いてある。「そうか、点滴は生(なま)で食べる人がいるのか」「味は結構美味しいのかな?」「あれ…?生食ってことは、点滴を(生食とは逆に)加熱して食べたり飲んだりする人がいるのか…?」と数分考えてしまった。もちろん、点滴に使っている「生理食塩液」を略して「生食」であるわけで、ホタテじゃあるまいし、点滴に「加熱用」「生食用」だなんてあるわけがない。そんな間抜けなことを考えていたのは、全て発熱のせいだ…と思いたい今日この頃。
2008-06-28[n年前へ]
■「Mathematica開発者のウルフラム」と「ファインマン」
今週頭に「数式処理アプリケーションのMathematicaが最初にリリースされてから、今日で20年たちました」と、開発者Stephen WolframからMathematicaユーザにメールが送られてきた。スティーブン・ウルフラムが28才の時の1988年の6月23日にMathematica 1.0 が出荷されたのである。
For twenty years we've pursued our long-term vision for Mathematica.
Mathematicaは結局のところ、パターンマッチングを延々と行うプログラムである。データベースに登録されているパターン・規則にもどづいて、与えられた数式を置換していくことにより、Mathematicaは解(や所望の結果)を得る。
ところで、「ファインマン物理学」で有名なR.P.ファインマンはカリフォルニア工科大学で1983年から1985年までの間、計算機科学の講義(ファインマン計算機科学)をしている。その頃の学生がスティーブン・ウルフラムである。
ファインマンは「科学とは何か」の中で、「数学とはパターンにすぎない」「数学とはパターンを探すことだ」と端的に短く書き表している。この言葉を思い起こしながら、(おそらくそんな言葉を聞いていただろう)彼の学生でもあったウルフラムが「パターンマッチングによる数式処理アプリケーション」を商品化し市場に広まらせたのだ、と考えてみると何だか「面白い繋がり」を感じる。そんな繋がりを思い浮かべながら、Mathematicaの20年を集めたスクラップブック を眺めてみると、きっと楽しいと思う。
I'm looking forward to the next 20 years and hope that you'll continue to follow Mathematica on this exciting journey.
-- Stephen Wolfram
2009-06-28[n年前へ]
■Mathematicaで眺める油絵 「印象派」編
17世紀以降, モデリング層とグレージング層を分離させず, 基本色を混合・調色した上で,目で認識した色をそのまま描く技法が広まりました。特に19 世紀以降, 印象派が, その場で、見た色をそのまま絵の具の色にして描く技法を盛んに用いるようになりました。たとえば、右上の画像は、そんな技法で描かれた、クロード・モネの「日傘をさす女」です。
このような技法により描かれた画像構造を、、Mathematicaで発色シミュレーションをオブジェクト風記述にするライブラリで表現してみました。やり方は、2種の色材を1層に混合し新たな吸収分光特性・散乱係数を持つ 「1層の色材」からなる画像構造に模して、計算・解析してみる、という具合です。その「1層の色材」層では、色絵具に(特に)白や黒を混ぜるため、層内での散乱が大きい、という条件になります。
・・・すると, 比較的彩度の低い発色になります。これは、光軌跡を見るとわかるように、色材層内で頻繁に散乱が起きるため、色材層の上層部周辺のみを光が通り抜けて、その後、光が表面層から出て行ってしまうからです。そのため、色材による分光吸収が十分に行われないままになります。そして、彩度の低い発色となるわけです。
というわけで、昨日に引き続き、今日は「Mathematicaで発色シミュレーションをオブジェクト風記述にするライブラリ」を使って、技術的に、印象派の絵画を鑑賞してみました。
2010-06-28[n年前へ]
■デンマーク戦 本田のフリーキック弾道を眺めてみよう!?
ワールドカップ、デンマーク戦で本田圭佑が蹴った、ボールが無回転のまま打たれたフリーキックが話題になっていました。しかし、「ボールが強烈に落ちた」といった解説を聞きながらも、今ひとつ、そのボールがの落ち具合を実感することができませんでした。そこで、ビデオ映像をパノラマ合成し・その画像の中に存在するボールの位置を繋ぐことで、その本田圭佑のフリーキックの弾道を描き直してみることにしたのです。それが、下の画像です。パンされている画面を繋いでいるので、多少の歪は発生していますが、それでもどのような軌跡だったのか、ある程度知ることができます。
なるほど、こういう具合にボールは進み、ゴールネットに突き刺さったのかと納得しました。ビデオ映像からボール弾道を解析する過程を経て、ようやく何だか納得できたような気持ちになることができたのです。
先日、3Dテレビでサッカーの試合観戦をしました。なるほど立体的だなぁ、とは感じたのですが、だからといって、3Dテレビを欲しくなるほどの価値を感じることは、残念ながらできませんでした。
けれど、映像を立体として撮影しているのであれば、選手の位置関係やボールの弾道を機械的に「3次元(時間も加えれば4次元でしょうか)解析」することもできそうに思えます。撮影映像に適切な処理をかけることで、ボールの3(4)次元的な動きをさまざまなアングルから眺めることができるなら、何だかそれはとても興味を惹かれる「眺めたいもの」だ、と感じたのでした。3次元撮影された映像を解析すれば、あるいはそれがたとえ2次元動画であったとしても、それらを解析すれば、もっと付加価値のある映像を提供すること・楽しむことができるのではないか、と思います。
2011-06-28[n年前へ]
■「ハンディタイプのペーパー扇子(PDF)」を作ってみました!
亜熱帯に位置する日本に、蒸し暑い季節がやってきました。蒸し暑いけれども、使用電力量に限界がある…というわけで、あらゆる場所で蒸し暑さを感じざるを得ないのが今年の夏の特徴です。
風が吹けば桶屋が儲かる…ではなくて、風が吹けば涼しく感じるものです。風速1m/sごとに体感が1℃低下するというくらい、つまり風速数m/sで体感温度が数度下がる…というくらい、風が吹けば蒸し暑さが吹き飛ぶものです。
今年の夏の蒸し暑さを吹き飛ばすために、この暑さにへこたれないように、自分のために・あなたのために「ハンディタイプのペーパー扇子」を作ってみました。「紙だけでできる」扇子で、PDFファイルを用意してありますので、PDFファイルをカラープリンタで印刷するだけで(カラープリンタがなければ、セブンイレブンにあるプリンタにネットプリントなどで印刷するだけで)小さな常時携帯用扇子ができあがる、というわけです。
このPDF(sense.pdf 282kB)をカラープリンタで両面印刷して(両面印刷ができなければ、手差し給紙で両面プリントをして)、写真のように折りめば(必要であれば余白部分を切り取った上で、そして中央部分をテープか糊で貼り付ければ)、ハイ!「ハンディタイプのペーパー扇子」のできあがり!!です。
今日作ってみたのは、折りたためば、手帳に差し込んだり・文庫本に栞(しおり)代わりに挟めるほどの「ハンディタイプのペーパー扇子」です。蒸し暑さを軽くやり過ごしたいこの夏は、ボールペンより遙かに小さく・限りなく薄いハンディタイプのペーパー扇子を(プリントアウトして)持ち歩いてみるのはいかがでしょうか?
2012-06-28[n年前へ]
■自分だけのオリジナル『うMY棒(うまい棒)』を手に入れろ!?
「自分だけのオリジナル『うMY棒(うまい棒)』を手に入れろ!?」を書きました。
というわけで、右上の写真は「”アインシュタインが相対性理論を発見した瞬間”をイメージした”うまい棒”」です。
50本で2800円なら、1本あたりのお値段は56円ナリ…。「1本10円」からすると6倍近いお値段ですが、「自分だけのオリジナル」と思えば、意外に安いお値段なのではないでしょうか。
2014-06-28[n年前へ]
■「婿(むこ)が女偏」なのは不思議?それとも自然?
「婿(むこ)」という漢字は女偏です。男なのに女偏?と不思議に思ったりもします。けれど、女系主義な家系定義にもとづけば、女の相手イコール婿(むこ)な定義も、家に女来たりて嫁(よめ)になるという漢字…じゃなかった感じも、実に納得しやすい文字作りかもしれません。
「"婚姻"自体がどちらも女偏」とか、そもそも男偏の感じはほとんど無いけれど、女偏の漢字はたくさんあります。女の子は好きだし、女の石は妬むだし…ありとあらゆる漢字が女基準で作られていたりするのを見ると、「婿(むこ)が女偏」なのも艶然不思議ではないのかもしれません。
2015-06-28[n年前へ]
■沸点の違う透明液体を上手く使う「熱湯リアクション芸人」がいるかもしれない!?
TBS「有吉ジャポン」で、芸人「おかゆ太郎」さんがグツグツ沸騰するお湯で煮たTシャツを着るリアクション芸をしていた。金属鍋の底で発生する数え切れないほどの泡の中に沈められたTシャツを着るリアクション芸を見て、ふと考えました。
1気圧下で、摂氏100℃で沸騰する水ではなく、もっと沸点が低いアルコールを鍋に入れ、低い温度で沸騰する中にTシャツを入れて着るリアクション芸をするのはどうだろう?…そうすれば、体に(あまり)無理を掛けずに、熱湯リアクション芸をすることができるかもしれない…と考えます。…たとえば、下の動画のように、沸点の違う透明液体を上手く使えば、熱湯リアクション芸もより安全に・普通に行うことができるかもしれません(といっても、下動画で使われているイソプロピルアルコールの沸点は約83℃ですから十分過ぎるほどに熱いですが)。
熱湯風呂に入るリアクション芸、あるいは、熱々おでんを食べるリアクション芸をするダチョウ倶楽部さんたちが、熱湯の温度管理にとてもシビアだという話を聞いたことがあります。あるいは、出川哲朗さんが爆薬の科学・運用に詳しいという話も聞きますし、仕事と書いてプロフェッショナルと読むリアクション芸の世界で活用されている科学を調べてみるのも、意外に面白いかもしれない…と思います。