hirax.net::inside out::04月29日

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2001-04-29[n年前へ]

WEBとメールの文章と本人と 

 そういえば、少し前に「WEBやメールの文章の印象は実際に会う時の印象に比べて冷たい感じがする」と言われた。ふ〜む、自分ではよく判りません。他の人はどうなんでしょね?
 と書いて、サーバーにこのファイルを転送しようとしたら、他の日記の今日の分にほとんど同じ内容が書かれていて、その偶然というかなんというかにちょっとビックリ。

ちょっと別の名前で 

 ****.hirax.net(仮名)を立ち上げた。内容は着実に作っていこうかな、と。

2002-04-29[n年前へ]

明日があるさ 

 友人の妊娠・結婚を祝う。新婦が歌ったのはウルフルズ「明日があるさ」。確かにそんな二人だー。がんばれー。(リンク

2003-04-29[n年前へ]

首都高速 渋谷近くで 

 首都高速でデジカメを目の前の景色に向けると、まるで近未来に視線を向けているような気持ちになる。しかも、次々と過去になっていくような、次々と過ぎ去っていく近未来にレンズを向けているような気持ちになってくる。
 左手にハンドル、右手にカメラ、首都高を走る車の中で流していたのは「俺たちは天使だ」の主題歌だったSHOGUN歌う「男達のメロディ」。うー、このBGMはちょっと危険かも。

走り出したら 何か答えが出るだろなんて俺もあてにはしてないさ してないさ男だったら 流れ弾のひとつやふたつ胸にいつでも刺さってる 刺さってるどうせ一度の人生さ運が悪けりゃ死ぬだけさ 死ぬだけさ

首都高速 渋谷近くで






生徒が書いた通信簿 

 昨夜、生徒達が書いた授業の感想をもらった。授業が終わった後にせっせと書いてもらったもので、ビールを飲みながらその内容を次々と読み上げられたりして赤面したりもしたが、なかなかに好評だったようでそれはそれでホッとした。それらは、まるで「生徒が先生?に書いた通信簿」だけれど、なかなか得難い経験ではあったし、掛け値なしにとても面白かった。そんな経験をさせてもらって、感謝しているのである。その感想はおみやげにもらったので、あとで細目でそーっと読んでみることにしようっと。
 それにしても、「巨人の工藤に似てるって言われませんか?」という感想に「そーかー、西武じゃなくて巨人なんだなぁ」と言い合った私たちはちょっと時代遅れなのだなぁと思ったのだった。

2004-04-29[n年前へ]

上野公園・北千住 

 北千住での試合まで時間があったので、車を北千住に置いて、電車に乗って上野公園へ行ってみる。本当にたくさんの人達がいる。大道芸人を囲む大きな輪だっていくつもある。上野動物園は無料入園になっている。たくさんの人達がいる。老若男女、よりどりみどりだ。

 人はたくさんいるけれど、何だかずいぶん昔の景色を眺めているような気がする。2004年の今日を眺めているはずなのに、パンダが日本に来た頃の景色を眺めているような気さえする。アトムが生まれたはずの年がもう過ぎているとはどうしても思えない。自分の目がおかしいのかと思い、携帯電話のカメラでそんな景色の写真を撮ってみても、やっぱり何だか昔の景色に見える。「真」を「写す」のが写真だと言うのなら、やはり今眺めている景色はきっといつかの昔の景色なのかもしれない。

 そんな風に少し昔の?上野公園を歩きながら、何故だか「あぁ、今日はみどりの日なんだなぁ」とふと思う。少し感慨に浸りながら少し上野公園内を散策した後、北千住に戻る。もうすぐ、夕暮れ。試合まで、あと一時間。

上野公園・北千住上野公園・北千住上野公園・北千住






風と光に抱かれて 

 武部聡のアレンジが好きだった「風と光に抱かれて

地球シミュレータの並列化率 

 試合を眺めながら、地球シミュレータを使っているチームメイトから「地球シミュレータで計算を流すための並列化率の審査」の話などを聞く。512ノード(4096台)並列化効率が50%を切らないためには、並列化率が99.98%が必要という世界には驚くばかり。遠隔ログインできないから、使うためにテクテク横浜まで訪ねて行くというのも納得か。

 MPI実装で考えたネットワーク対応版"Neko"を早く作ろう。頭が何とか動くうちに。

2005-04-29[n年前へ]

吉原 

吉原吉原吉原吉原






「ページェント」と「ページ」 

 時折、WEBページなんていう書き方をする。そんな書き方をすることを振り返りながら、こんな阿部謹也氏の言葉を読むと色々考える。

人に見せるための行列をページェントなんて言いますね。ページェントとは、本などのページという言葉と関係があって、ページをめくるように見る行列のことなんです。…だから、順番は大切なんですね。
Miss UniverseGoogle 検索: pageant  なるほど、辞書で語源をひいてみると"pageant = Middle English pagin, pagent, moveable stage for a mystery play, alteration of Medieval Latin pagina, probably from Latin, page"なんて書いてある。現代では、「ページェント」は「美人コンテスト」として使われる方が多いのかもしれないけれど…。


3次元電光掲示板 

 3次元電光掲示板.
naru 3次元電光掲示板naru 日記

「歩いて伝わっていくこと」 その2 

 「歩いて伝わっていくこと」 の続きを読んでみる。阿部謹也氏曰く

行列が重視されるのは、たくさんの足が地面を踏んでいくことに意味があるからです。歩くとは、何もない空間を一歩一歩たどっていくことでその空間をだんだん見えるものにしていくことなんですね。
inside outinside out 「何もない空間」を「見える空間」にしていくということ、「何もない空間」に「見える道」を作っていくということが、たくさんの足が歩くということなのだろうか。まるで、たくさんの蟻が餌と巣穴の間を往復する中で「滑らかで明瞭な道」を生み出していくような話だ。もともと存在するけれど「よく見えない空間」の中に「道」を作ることで、「よく見えない空間」を価値ある(そして見える)空間にしていく、という感じだろうか。

 そういえば、たまにReferer RSSを眺めてみると、そんな行列や道を見ることができて面白い。誰かが、何処かのリンクから辿ってくる即席道路が見える。リンク元に張られている一言を見てみると、その人それぞれの「順番」「論理」をうかがい知ることができるようにも思う。「こういう理由・論理でリンクを張る」「リンク先にはこういうことが書いてある」という人それぞれの文を読むのは、なかなか興味深いものだ。人それぞれの引用の仕方で、時事問題に繋げられていたり、その人の勤務先の問題に繋げられていたり、色々あって面白い。

2006-04-29[n年前へ]

チャレンジ!経済学 

 先日「経済学を勉強する」ために質問をして、質問に対する話を聞きつつホワイトボードにメモした板書です。さてさて、テープ起こししたインタビュー内容とこの板書を眺めながら、経済学の中のエンジニア? 47氏と経済学? ソーシャルブックマークと経済学? 能力給は現代の○×だ!? 「ハッカーと画家」を買うのは経済学的には何なのか?…などなど2時間分の色んな内容の中から、どの辺りの話をピックアップするかを決めてみることにしましょうか。
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緩やかなコミニュケーションと地球シミュレータ 

 今日の「n年前へ」は「ページェントとページ」「歩いて伝わっていくこと」「地球シミュレータの並列化率」「WEBとメールの文章と本人と」などです。

人に見せるための行列をページェントなんて言いますね。ページェントとは、本などのページという言葉と関係があって、ページをめくるように見る行列のことなんです。行列が重視されるのは、たくさんの足が地面を踏んでいくことに意味があるからです。歩くとは、何もない空間を一歩一歩たどっていくことでその空間をだんだん見えるものにしていくことなんですね。

海辺のウサギ 

 原稿をつらつら書き続けていると、目がショボショボしてくる。目を休めに海辺に行く。海辺に行くと、浜辺で二匹のウサギが草を食べている。目が疲れたせいで、何かの幻想を見ているのだろうか…。

海辺のウサギ海辺のウサギ海辺のウサギ海辺のウサギ






2008-04-29[n年前へ]

「手作り三次元グラフ」と"Life Work" 

 少し前に、「仕事」と「趣味」を、「本人(自分)の欲求」と「他人の満足」という2軸で表される実軸・虚軸で表現される複素平面に描いてみました。注釈を付けるまでもなく、この「仕事」も「趣味」にもカッコ(「」)が付いています。

 カッコは、時に「いわゆるひとつの」という程度の意味を表したり、あるいは、時に「私の感じる言葉とは違うけれども、その人の使う言葉の定義に沿って使って・考えてみれば」というような意味合いで使われることがあります。だから、カッコ(「」)付の言葉が出てきた時には、あるいは、カッコ付の言葉とカッコが付かない言葉が同時に出てくる文章を読むときは、このカッコは何を意味しているんだろう?と考えると、その文章から何だか不思議な立体感を感じたりすることがあります。もしかしたら、それが文章の書き手の中の意識、書き手が眺めるものの距離感なのかもしれない、と感じます。

 さて、「"複雑極まりない"複素平面」上に「仕事」と「趣味」を描くを書いた次の日、"Life Work"という言葉を使ったら、どのようなことを思い、どのようなものを描き・書くだろうか、と考えました。「仕事」という言葉から、"Work"という言葉を経て、"Life Work"ということを考えたらどう思うだろう?と感じました。

 そして、もう一つ、「"自分(本人)の欲求・満足"と"他人の満足"という2軸で表される複素平面に、少なくとも"時間軸という軸を一つ増やしたい」とも強く思いました。私たちを大きく支配する軸でもあり、私たちにとって希少なものでもある"時間"という軸を増やしてみたいと、思ったのです。

 そこで、そんな三次元空間を「ホワイトボード」と「色粘土」と「焼き鳥用の串」で作ってみました。下の写真が、その手作り”三次元空間(複素空間)”です。


 黒色で示した横軸は"他人の満足"という軸(あるいは、その"他人の満足"が形を変えた”お金”といったもの)です。青色で示した縦軸は"自分(本人)の欲求・満足"を示す軸になります。そして、赤色で示した鉛直に真上に向かっている軸(色塗りした"焼き鳥用の串"と"色粘土"にしか見えないかもしれません)が"時間軸"です。

 誰かが行う何かの作業を考えたとき、この空間はその誰かの作業に対する"ある3つの軸による評価値"を示したに過ぎません。他にも数限りない色々な軸があり、色々な眺め方・受け止め方があるように思います。

 また、同じような作業であったとしても、その作業をする人によって、この空間での「座標」は異なってくることでしょう。それは、たとえば「梅宮辰夫の"釣り"」と「釣キチの"釣り"」が、その作業内容が同じようなのに、商品価値(黒い横軸)としては大きく違ってしまうようなことです。

 試しに、今の時点での「梅宮辰夫の"釣り"」を緑色の球で、「釣キチの"釣り"」を黄色の点で手作りプロットしてみました。もちろん、材料は色粘土と焼き鳥用の串です。


 そしてまた、時間軸に沿って、誰かが行う同じ作業でも、その位置・取り扱われ方が異なってくることもあるでしょう。10年後にも「梅宮辰夫の"釣り"」が今と同じ商品価値を持っているとは限りませんし、逆に、「あなたの知り合いの釣キチの"釣り"」の方が他人に満足を与えているかもしれません。あるいは、ゴッホが生きている時点では、ゴッホの"Art Work"は収入源とはとても言えなかったわけですが、現在では、ゴッホの絵画を見るために人が集まり、その絵画を手に入れるためにたくさんのお金が集まります。

 つまり、"誰かが行う何か"を示すこれらの点は、時間を経て動いていくのが普通だと思います。時代の変化にしたがって、何一つ違わない同じ"誰かが行う何か"なのに空間中を移動していって、商品価値を失ったりすることは、よくありそうに思われます。

 また、その人の技術の向上といったさまざまなことを理由にして、これらの焼き鳥の串に刺さった色粘土、・・・じゃなかった、その人の作業自体が変わり、この空間における位置づけを変えていくこともよくあることだと思います。

 先のことは、誰にもわかりません。「確か」でないことは、世の中に満ち溢れています。「この努力が報われる日が来るのだろうか?」「この釣り番組はいつまで続くのだろうか?」「(定年がある人であれば)定年の先には何があるんだろう」といったことをふと考えて、不安が沸いてくる人も多いことでしょう。

 そんなことを考えているうちに、"小説家になりたい"という言葉に強く頷く人もいれば、"それじゃ意味がわからないよ。どんな小説を書きたいのさ?"という風に感じる人もいるだろうな、というようなことが何故か頭の中に浮かんできました。そして、さらに「"Life Work"って何だろう?」「"Life"って何だろう?」と、今更ながらに思ったのでした。

 若き二ツ目が、さまざまな努力と工夫を重ねて暗中模索する姿を、私は美しいと見る。陽の当たらない場所で悪戦苦闘する二ツ目の中で、誰が将来の名手になるか。こればっかりは絶対にわからない。若くして天才ともてはやされた麒麟児が老いて駄馬になったり、ヘタクソの見本みたいだった人が五十代になって突然名人の域に飛躍したりする例が、落語家には少なくないからである。
   江國滋 「落語無学」

 そうそう、とりあえず一つだけ確実なことを見つけました。それは、「粘土遊びは楽しい」ということです。色鮮やかな粘土で、色んなものを作って遊ぶのは、とてもワクワクする、ということは「確か」なようです。

三次元記入例手作り三次元グラフ






2009-04-29[n年前へ]

(A-bike型自転車の)8インチ空気タイヤ版A-Bicycle のツーリング・ビデオ 

 (A-bike型”パッチモン”自転車の)8インチ空気タイヤ版A-Bicycle を買い、使っています(現在調査中ですが、同じようなパッチものは、AmazonではA-SCOOTER 8インチ RA-A8・楽天ならこのRA-A8のようです)。15秒ほどで折りたたんだり、自転車の形に戻したりすることができる素晴らしいギミックの自転車です。しかも、5.7kgほどの重さでとても軽く、折りたたむととても小さく、持ち歩いていてもまさかそれが自転車だは気付く人はいないと思います。

 このA-bikeのニセモノ自転車、8インチ空気タイヤ版A-Bicycleが、一体、どんな道をどの程度の速さで走ることができるのか?と思う人は多いかもしれません。そこで、8インチ空気タイヤ版A-Bicycleに乗って、ツーリング・ビデオを撮ってみました。それが下の動画です。

 8kmほどの道のりをトータル20分で走ったので、平均時速は25km程度になります。「坂道を駆け抜けたり、線路を渡ったり、横断歩道の階段を手持ちで上り、横断歩道上を走り抜けたり、商店街の路地を通り、高さ1.2メートルほどの堤防の上にヒョイと載せて登ってみたり、その高さを自転車を持ったまま飛び降りたり、堤防を抜けて海辺の灯台にたどり着いて海を見るまで”まさに山あり谷あり”の10+10分のツーリング動画」です。今のところ、(A-bikeのニセモノですが)8インチ空気タイヤ版A-Bicycle、は移動手段として、いざとなったら「携帯すればいい」という点がゆえに、とても素晴らしい道具です。

2010-04-29[n年前へ]

野球の硬式ボールと軟式ボールの重さの違い 

 陽の光が柔らかく当たる公園横のグラウンドで、米軍の関係者らしき人たちが野球をしていた。ボールを久々に投げてみたい気持ちになり、一瞬だけ混ぜてもらい、ノックを受け・送球をした。

 その後、野球に興じる人たちを横目で見ながら、「速球を投げられない」と同行者にこぼすと、「硬式と軟式のボールの重さ」の違いについての話をしてくれた。硬式ボールの方が軟式ボールより重いので、硬式ボールを使うプロ野球の選手が軟式のボールを投げた時には、空気抵抗のため硬式ボールほどの速球を投げることができないのだ、という。

 なるほどそうだったのかと思い、帰ってから、ボールの重さの違い・規格を確認してみた。すると、硬式ボールが141.7-148.8gとなっていて、軟式ボールは134.2-137.8g(A号)となっている。なるほど、10%弱ほども重さが違うのであれば確かに球速に影響を与えるに違いない。

 それにしても、春が過ぎ初夏の前、梅雨が来る前のこの季節、野球をしている人たちは心から気持ち良さそうに見えた。「幸せって何だっけ?」という問いへの答えのひとつが、こんな景色だったりするのかもしれない。

2011-04-29[n年前へ]

意外に「山あり谷あり」な「あなたの住む街」 

 「地形を実感することができる地図」を眺めると、意外なほどに面白く感じます。登山をするならともかく、街中で普通に暮らしている中で、「地形」を気にする必要もないのでは…?と思うかもしれませんが、そんなことはありません。荷物を持って道を歩いたり・自転車に乗ったりし、そして、無意識に景色を眺める毎日の生活を考えれば、山中でなくとも「地形」を実感しておくということは、とても役に立つのです。

 下の地図は、神奈川県にある横浜市の北部(から川崎市の西部)辺りです。標高で色分けされていて、青色(青色ということで「海」かと感じるかも知れませんが、陸地です)と緑色の間は20メートル程度の高さの差があり、緑色と黄色の間がさらに20メートル程度高く、赤色ともなると青色から60メートル近く標高が高い、というわけです。これは、関東平野の中にある街を、標高差を強調して表現した地図なのです。

 …こんな地図を眺めれば、横浜市北部・川崎市南部辺りは本当に山あり谷ありで坂道に満ちているに違いない、ということが実感できるわけです。平らに感じられるような場所は、ほぼすべて河川沿いだけです。この辺りに住んでいたならば、まるで毎日低山歩きをしているようなものなのでしょうか。

 日本列島に平らな場所なんてほとんど存在しません。横浜市北部・川崎市南部に限らずとも、ふだん地形を意識することもなく・平らだと思い込んでいる街でも、こんな山あり谷ありな地面に違いありません。「あなたが住む街」は意外に「山あり谷あり」なのです。

山あり谷あり「横浜北部・川崎南部」






2013-04-29[n年前へ]

エクセルのグラフ配色をマトモにするためのツール(OSX 版) 

 Windows版のMicrosoft Excelで「エクセルのグラフ配色をマトモにするためのツール(2013年版)」を作ったら、次はMac OSX 版Excelでも、グラフ配色をマトモ・自由にカスタマイズしてみたくなります。そこで、今日はMac版Microsoft Excelのチャート配色を操作するRubyスクリプトを書いてみました。

 作ったのは、RubyからAppleScriptを経由して、Excelを操作するスクリプトです。そのため、まずは、

sudo gem install rb-appscript
と、(RubyからAppleScriptを使う)rb-appscriptをインストールします。そして、Mac_Ruby_Script.zipをダウンロード・解凍し、その中にある excel_chart_designer_for_osx.rb を引数(順に、値の最小値・最大値・透明度の順番で)次のように呼びます。
ruby excel_chart_designer_for_osx.rb -1 1 0.05 0.5
すると、エクセルのアクティブチャートの配色が自動的に調整されます。たとえば、下に貼り付けたチャートは、左が「実に不自然なエクセルのデフォルト配色のチャート」で、右が上記のスクリプトで配色をマトモにしたエクセルのチャートです。

 作ったスクリプトは、①エクセルに接続し、②エクセルのデフォルト配色パレットを(テンプレートファイルから)読み込んだ上で、③軸操作をし、④調整したい色に一番近いパレット(インデクス)をチャートの各領域に対して設定する、という動作を行います。RubyからAppleScript経由でOfficeのTheme Sheme(テーマ・スキーム)の色を設定することができそうになかったので、とりあえず調整したい色に近いインデックスカラーを選び・塗りつぶす、というようにしてみました。

 Mac OSX で MicrosoftExcel を使っている人がどれだけいるかはわかりませんが、今日はMac OSX 版のMicrosoft Excel のチャート配色をマトモ・自由自在に調整するためのRubyスクリプトを書いてみました。

エクセルのグラフ配色をマトモにするためのツール(OSX 版)エクセルのグラフ配色をマトモにするためのツール(OSX 版)






2015-04-29[n年前へ]

オランダ風景画で印象的な「画面を広く占める空」の不思議? 

 オランダ風景画を見るたび、そこに描かれている「遙か遠くまで広がる空」が印象的だった。たとえば、オランダ風景画でGoogle画像検索すると、キャンバスの2/3くらいの広さに青い空と横方向に延びる白い雲が描かれていて、その景色がとても印象的だ。それは、たとえば、日本の油絵風景画でGoogle画像検索してみた結果と比べると、その違いがよくわかる。日本の風景画では空はキャンバスの上部1/4程度を占めるに過ぎない。

 けれど、実際に平らな地形が遙か彼方まで続くオランダで過ごしてみると、オランダ風景画に描かれた「地平線」は確かにあの位置で合っていて、視界の上部2/3領域は、ほぼ空で占められているように感じてしまう。地平線は視線の高さにほぼ位置するはずだが、実際にその高さに地平線があると、(幼い時期を高い山に覆われた長野県の野辺山で育った人間としては)感覚的には、それより遙かに広い部分を空が占めているように感じてしまう。高村光太朗は、智恵子抄に「智恵子は東京に空が無いと言う」と書いたが、おそらく智恵子がオランダに来たならば、「オランダには空が有りすぎる。ほんとの空が見たい」と、遠くを見ながら言いそうな気がする。

 不思議なのは、なぜここまで日本の景色とオランダの風景で地平線の高さが違って感じられるかだ。たとえば、山が多い日本の風景を眺めるとき、10キロメートル先に標高差1000メートルの山があったとする。その山の高さは目の高さよりも6度くらい上方に位置するに過ぎない。人の視界は上下方向におよそ60度くらいだと聞くから、(日本における山の存在が地平線の高さに与える影響が)6度程度だとしたら、それはたかだか画角上で高々10パーセント程度の違いにしかならない。…しかし、それは実際の感覚とずいぶん違う。

 地平線近くに位置する月は、本来の大きさに比べてずいぶん大きく見える。それと同じように、地平線近くでは、わたしたちの感覚は角度方向を大幅に増幅させる効果でもあるのだろうか?…オランダ風景画で印象的な画面を広く占める空は、実際の感覚と極めて良く一致する。しかし、その現象と一致する説明は、頭の中でまだ行うことができない。

オランダ風景画で印象的な「遙か遠くまで広がる空」のヒミツ!?